今回のテーマは、「生徒指導」です。
生徒指導がうまくいっている人は、「筋を通している人」です。
別に難しいことではありません。
単純に日頃からの約束を守れば良いだけです。
授業前に教室へ行く、自分からあいさつをする、指導の際に本質を捉えて説明する、言葉遣いをていねいにする、など誰でもできることを普段から行うだけです。
たったそれだけで、生徒指導はうまくいきます。
自分が時間を守らなかったり、あいさつをしなければ生徒との信頼関係は生まれません。
それでは生徒指導もうまくいきません。
だから、普段の生活から当たり前のことをしっかり行っていれば生徒指導はうまくいきます。
こちらがどれだけ筋を通せるか、これが生徒指導の本質なのです。
これができなければ生徒指導は成り立たないのです。
余談ですが、結構これを理解していない教員が多いです。
それは、「生徒は人の言うことを聞かない」です。
私達(教員)は、生徒が言うことを聞くことを当たり前に思っていますが、実際はそうではありません。
自分達も必ず人の言うことを聞くわけではありません。
生徒も同じです。
ただ、そこに気が付けていない教員が多く存在するのは事実です。
では、どうしたら生徒がこちらの言葉に耳を傾けるのか?
それが、最初に戻るのですが、やはりこちらがどれだけ筋を通すのか、に関わってくるのです。
もう一度、当たり前のことを自分から積極的に行ってください。
生徒は結構見ています。
あなたのがんばりを評価しています。
私達が生徒を評価するのではなく、生徒が私達を評価するのです。
それさえ分かっていれば、生徒指導の力は必然的に伸びていきます。
1つひとつの積み重ねを大切にしてください。