今回のテーマは、「仕事」です。
初任や若手の頃、多くの業務をこなさなくてはならないため、どのような仕事を最優先してやるべきか、わからなくなってしまうことはありませんか。
また、人によってもいうことはまちまちなので、どれが正しいのかわからなくて戸惑うこともあると思います。
最初に誤解を生まないよう伝えておくと「無理は禁物」です。
もうダメだと思った時には立ち止まったり、休暇をもらって心と体のメンテナンスが必要であることを伝えておきます。
それを踏まえた上で説明をします。
初任者・若手教員がまず最優先して行うべき仕事は、「出勤すること」です。
えっ?それだけ?と思ったかもしれませんが、それだけです。
そもそも出勤しなければ仕事は覚えられません…というか仕事ができません。
仕事ができなければ当然、仕事も振られないですし覚えることも聞くこともできません。
ですので、変に仕事を覚えるというよりもまずは、毎日出勤することを一番の仕事だと思ってください。
ただ、体調不良(メンタル含む)の時は、無理せずゆっくり休みましょう。
では、なぜ出勤することが最優先の仕事になるのか説明をしていきます。
現状、教員不足であったり、現場はおそらく年配の方と若い方の層で別れており、中間層がいないように感じております。(主観的な話)
私が勤めていた現場はそうでした。
その時に、年配の方は休む頻度が高く、それだけで授業の埋め合わせをするのに他の空き時間の教員が補教に入るため負担が増えます。
つまり、あなた一人が毎日出勤するだけで他の教員の負担が減ることになります。
だから、変に仕事を覚えるとかは気にせず、毎日自分が出勤することで学校の力になっているという気持ちで学校へ向かえば問題ありません。
ただ、怒られる時もあって凹むこともあるかもしれませんが、その時は「自分が誰かの代わりに怒られている。だから、他の人が嫌な思いをしなくて済んでいる。」とでも思っておきましょう。
無理にそれを行う必要はないですし、他に別の考えて自身が他者の力になっている思考転換があればそれを実践してください。
くれぐれも自分を追い込むような思考だけは避けましょう。
教員になったばかりのころは非常に大変だと思います。
ただ、深く考えずまずは毎日出勤して自分に課せられた仕事を行っていれば問題ありません。
できることも増えてくれば自然と他の仕事でも力になれる部分も増えてきます。
特に今の若い方は40年ぐらいは仕事を続けていくことになるので、同期が仕事ができて自分は遅れているというも数年は誤差になります。
だから、他者と比較するでなく昨日の自分と今日の自分を比較して日々の成長を実感し自信や自己肯定感につなげてください。
時に休息も大切ですので、しっかり休んでください。
40年間続けていくプロセスで仕事をしていくのがとても大事なことになります。
ご精読ありがとうございました。