初任者・若手教員必見!〜これからの働き方で私が心から伝えたいこと〜
今回のテーマは、「働き方」です。
私は今年度をもちまして退職します。
退職届も既に提出しました。
退職に至った理由が今回のテーマとも関係するところがあります。
まず私が退職に至った理由の1つとして、「働き方」が挙げられます。
現在私は、担任をもち、教科主任であり、運動部の主顧問であり、GIGAスクールのメイン担当となっています。
正直、平日に自分の教科のことをやっている時間がなく、休日にも出勤し教科の仕事を仕事をしています。
要は、平日に教科の仕事ができない。
それ以外の雑務に追われている状態です。
まあ、要領が悪いと言われればそこまでなのですが‥
それにしても仕事量が、尋常ではないことになっているのは確かです。
正直この先、こんなんで体が持つかというと、多分持たないと本能で感じています。
だから、退職を考えました。
また、GIGAスクールの導入により、さらに教員の仕事がブラックになると予想しています。
要は、教員・生徒1人に1台のタブレットパソコンが配られました。
導入してみて感じましたが、24時間再現性なく仕事ができるようになりました。
自分の教材研究であればまだしも、これが生徒・保護者対応にも使われるようになったら末期です。
私達の休日は本当に無くなってしまいます。
かつ、学校に残って仕事をする必要がないので、「教員の残業時間が減ったなんて」、記事で取り上げられるでしょう。
そして、それを知らない人は、「教員は楽をしている」と勝手に思い込むようになります。
しかし、その実は「家で再現性のない残業をしている」のです。
考えるだけでゾッとします。
少し、個人的な話が入りましたが、今回の話をまとまるとこんな感じです。
「これからの教員のはたき方はよりブラックになる」
です。
そして、事情を知らない人は「教員は楽をしている」と勝手に思い込み、私達教員の負担がより増えることになります。
結果として、「24時間生徒・保護者対応が冗談ではなくなる」ということです。
少し誇張している部分もありますが、ここで危機を感じないことが一番危ないと思っています。
自分なりの考えをまとめて、この先の将来を見通してほしいです。
なお、早ければ早い方が良いです。
初任者・若手教員は特に20代のうちであれば、チャンスはいくらでもあります。
転職をしたり、独立をする道もあるので、真剣に考えていただきたいです。
教員を続けるにしても講師であったり、私立で働く道もありますので、そういった道も考えてみてください。
私はこれからは講師として働きていきたいと考えています。
転職をするから、教員の仕事が嫌いなのではありません。
教員の仕事に魅力を感じているからこそ、自分が無理をせずに働ける環境をこれから作っていくのです。
その1つの手段が、転職であり、講師として働いていくだけことなのです。
皆さんもそこを考えてください。
中には、担任や部活動顧問を趣味でできる人もいますが、私はそうではありません。
自分の価値観を実現していくために、自分の教員人生のライフプランとワークプランを考えていただきたいです。