今回のテーマは、「生徒・教科指導」です。
生徒・教科指導で絶対にやってはいけないタブーがあります。
それは、「担当学年ではないから関係ない」です。
よくあるパターンが、生徒指導においても教科指導においても、「担当学年の生徒ではないから、自分は知りません。」というものがあります。
急遽、生徒指導が入った際も担当学年が授業で不在の時で人手が足りないことがあります。
その時に、「自分は学年が違うから」という理由でそっぽむき対応をしない方がおります。
こういったことがタブーなのです。
もし仮に、その生徒の事情も考慮して動けないのであれば、つまりやむおえない理由があれば別です。
そうでない場合は、学年問わず教員間で連携を取って対応しなければならないのです。
これはごく当たり前のことであり、記事にする内容でもないのですが、勘違いをしている人も見受けられるため、今回書くことにしました。
そもそも私達は、その学校の職員です。
確かに学年は受け持ちますが、あくまでその学年を重点的に対応することが目的であり、他の学年を見なくて良いということにはならないのです。
だから、その学校の生徒全員の生徒・教科指導にあたるのはごく当然のことなのです。
そもそも自分の学年しか対応しないのであれば、そもそも教員をしていること自体がおかしいのです。
その学校の職員として、学年を超えて連携を図っていくことが、私達が働く上で大切しなければならないことです。
それに、私達は生徒達と向き合うことが生業なわけですから、学年を気にし教科・生徒指導に壁を作っている時点で教員である価値がないように思えてしまいます。
私個人の意見を押し付けるつもりはありませんが、休み時間に生徒と遊んだり、他学年のフロアに行ったり、生徒と積極的に関わり合いを持とうとしない事に違和感を感じます。
私達教員の魅力は生徒達とより多くの時間を関わることに価値があり、それ事態が魅力でもあるのです。
それをしないことは、教員としての価値や魅力を捨てているようにしか感じません。
だから私は、学年の壁を作らず困った時はお互い様と言えるように、連携を図りながら教員間で生徒達と向き合ってほしいと望んでいます。
でなければ私達が教員である必要がありませんから。