今回のテーマは、「生徒指導」です。
生徒指導の際、生徒はウソをつきます。
つかない子もいますが、ウソをつくことを前提にした方が良いです。
ただ、信用をしてはいけない、ということが言いたいわけではありません。
うそつかせないようにもっていくことが大切です。
ある言葉を使うことで、ウソをつかないようになっていきます。
その言葉とは、「自分にウソをつくな」です。
生徒がウソをつくのは、怒られなくて誤魔化したり、その場をやり過ごしたい心理が働く場合が多いです。
だから、その時にこう伝えてあげてください。
「こっちは怒るために指導をしているわけではない」
「ウソは相手をだますものではない」
「ウソをつくことは自分にウソつくことになる」
たったこれだけです。
だから、一通り生徒指導の際に事情を聞いたら、そのご確認をします。
そして確かめます。
「自分にウソをついてないな」と‥
これだけで良いのです。
もし、後でそれが真実ではなかったとしても怒る必要はありません。
それは自分自身にウソついたわけですから。
決してこちらを裏切ったわけではないので。
ただ、一言は伝えるべきです。
「これからも自分にウソをつき続けるのか」と‥
生徒指導はこちらの承認欲求を満たすためのものではありません。
生徒の心を育むものです。
だから、そこを理解した上で生徒指導にあたってほしいです。