Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

初任者・若手教員必見!〜生徒指導で本心を話させるポイント〜

今回のテーマは、「生徒指導」です。

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自分自身にうそつくな! 人を騙すためのウソはない

 生徒指導の際、生徒はウソをつきます。

 

 つかない子もいますが、ウソをつくことを前提にした方が良いです。

 

 ただ、信用をしてはいけない、ということが言いたいわけではありません。

 

 うそつかせないようにもっていくことが大切です。

 

 ある言葉を使うことで、ウソをつかないようになっていきます。

 

 その言葉とは、「自分にウソをつくな」です。

 

 生徒がウソをつくのは、怒られなくて誤魔化したり、その場をやり過ごしたい心理が働く場合が多いです。

 

 だから、その時にこう伝えてあげてください。

 

 「こっちは怒るために指導をしているわけではない」

 

 「ウソは相手をだますものではない」

 

 「ウソをつくことは自分にウソつくことになる」

 

 たったこれだけです。

 

 だから、一通り生徒指導の際に事情を聞いたら、そのご確認をします。

 

 そして確かめます。

 

 「自分にウソをついてないな」と‥

 

 これだけで良いのです。

 

 もし、後でそれが真実ではなかったとしても怒る必要はありません。

 

 それは自分自身にウソついたわけですから。

 

 決してこちらを裏切ったわけではないので。

 

 ただ、一言は伝えるべきです。

 

 「これからも自分にウソをつき続けるのか」と‥

 

 生徒指導はこちらの承認欲求を満たすためのものではありません。

 

 生徒の心を育むものです。

 

 だから、そこを理解した上で生徒指導にあたってほしいです。