今回のテーマは、「指導力」です。
私個人の考えですが、副担任を経験してから担任になった方が良いと考えています。
担任業は結構忙しいです。
だから、自分の教科のことがうまく回らないです。
私達は、まず教科指導力を高める必要があるので、そちらに専念することが大切です。
ただ、講師経験があれば話は別です。
また、副担任は多くのクラスを見ることができるので、様々な担任の学級経営や三者面談や保護者会のやり方を学ぶことができます。
ですので、私は担任になるよりも副担任になったら、むしろチャンスだととらえています。
初任で最初から担任をやる方もおりますが、あまり気にする必要はないです。
なぜなら、若手であれば、30年以上働くわけですから、数年の違いは誤差になります。
だから、副担任は逆に差をつける良いチャンスなのです。
教科指導に専念できますし、様々な学級経営を知ることができるので、チャンス以外の何者でもありません。
だから、副担任の人はとにかく多くのクラスに顔を出してください。
朝・終学活を見たり、給食指導に参加したり、学活・総合・道徳に入ったり、やることが多いです。
むしろ、担任よりも副担任の方が大変なのです。
多くのクラスを見れる分、担任のサポートに回らなければならないので、忙しないです。
副担任は担任以上にフットワークの軽さがキーポイントになります。
ですから、フットワークの軽さを身につけることも副担任の仕事なのです。
何より、副担任は立ち回りが大切です。
担任のことを考えて生徒指導をしなければなりませんし、担任を立てながら生徒と接していくので、そのバランスをとることに神経をつかいます。
私は思います。
担任の方がやりやすいと。
自分の考えを生徒にしっかりぶつけることができるので、そこが良いと思っています。
一方で、副担任が変に出しゃばってしまうと、生徒に混乱を与えることになるので言葉や態度を選ばなくてはなりません。
前に出れないからこそ副担任は難しいのです。
だから、副担任であることをチャンスに変えて指導力を高めてください。