今回のテーマは、「担任の仕事」です。
はじめに
担任の仕事をする上で、今回の3点は毎日徹底してください。
これができれば、担任の仕事はどうにかなります。
逆に言えば、この3点ができなければ、担任としての仕事を回していくのは厳しいです。
どれも学級崩壊を防ぐことにもつながりますし、生徒との信頼関係を築くのに適した方法です。
大変と感じる部分もありますが、これさえしておけば自分自身も学校生活が楽しくなり、クラスも明るくなりお互いがWinWinな関係になります。
ぜひ実践していってください。
担任が毎日すべき仕事3選
①朝学活時に出席をとる
朝学活の時間に必ず出席を取るようにします。
これは本当に最重要事項です。
出席確認は生徒の安全を確認するものでもありますが、私はこちらの方がとても重要だと考えています。
それは、「生徒の居場所を作る」です。
1日のうちに、生徒の名前が呼ばれる機会はどのくらいあるでしょうか?
ある子もいれば、ない子もいます。
ですが、誰でも1日1回呼ばれるチャンスがあります。
それが朝学活の時間です。
朝学活は、自分のクラスの生徒と一番最初に顔を合わせる時間です。
その時間に出席を取ることに大きな価値があります。
それは、「自分のクラスで自分の担任に呼ばれる」からです。
それだけで、生徒にとっては自分の居場所ができるのです。
自分の存在を認めてくれるところがあるのです。
出席を毎日取ることで、生徒も担任の先生を認めてくれるようになり、お互いの信頼関係を築けるようになっていくのです。
だから、毎日出席をとってください。
②クラス内の掃除指導を徹底する
こちらが疎かになってくると、学級崩壊や無駄な生徒指導が増えることにつながります。
まず、整理整頓や掃除ができていないクラスは、落ち着きがなくなります。
次に、教室をきれいに使わなくなり、掲示物の破損や悪戯が増えていきます。
そうすることで、クラスが荒れやすくなってしまう環境ができてしまいます。
それを防ぐためにも、常に教室の掃除や管理については徹底する価値があるのです。
何より、自分達できれいに使うことで、教室を丁寧に使うようになります。
それに、掃除をなるべくしないようにゴミを出さないようになります。
そういった意味でも教室をきれいにすることは大切なのです。
言い換えれば、教室がきれいなクラスは落ち着きがあるのです。
それに教室環境が汚いと集中力の低下し、授業面でも支障をきたします。
学力を向上させるためにも、授業に集中させるためにも教室をきれいにしておくに越したことはないのです。
自分達で使う教室ですから、自分達で管理できて当然なのです。
③生徒を1日のどこかで笑顔にさせる
私はこの3選の中で、これが一番重要だと考えています。
まず、笑顔に満たされているクラスで学級崩壊は起きませんし、生徒との信頼関係があるからこそ、生徒は笑ってくれるのです。
何より、笑わそうと思って生徒を笑わせるのも難しいのです‥(私だけなのでしょうが)
私はしょっちゅうスベっていますから。
笑顔に溢れるクラスは、生徒にとっても居心地が良い場所になります。
少なくとも、学校に行きたくない!なんてことは起こりません。
例外もありますが、そのごく一部を除いての話です。
何より、生徒のためとは言っていますが、これは自分自身のためなのです。
私は、生徒を笑顔にさせるために努力し始めてから、仕事が楽しくなりました。
生徒達を見ていても、明るい雰囲気があったり何かこちらも癒されることが多くなりました。
そして最近は何気ない一言でも反応して、ツッコんでくれたり笑ってくれたりで、こちらも安心することが多くなりました。
生徒を笑顔にさせることで、お互いが幸せになれるのです。
だから、チャンスを作って生徒を笑顔にさせる時間を作ってください。
生徒も安心して学校生活が遅れますし、仮に何かの生徒指導があっても、この状態になれば信頼関係もできているので、比較的生徒の心にもこちらの言葉が入りやすくなります。
だから、3つ目の「生徒を笑顔にさせる」を重視してほしいです。
最後に
私はいま、たまたま良いクラスを持っているのかもしれません。
だから、このようなことを書けるのかもしれません。
ですが、昨年は全然うまく学級経営ができなかったと思っています。
原因は分かりません。
ですが、いくつか思い当たる節はありました。
学級経営をしていてもつまらなかったのです。
当然こっちがつまらなければ、うまくいくはずもありません。
それに遊びがなかった、とも思っています。
ルールも厳しくしていたところもあり、他のクラスとの温度差があったのかもしれません。
だから、細かいこだわりをなくしていくようにしました。
それよりも生徒と遊ぶことをメインに今年度は、シフトしやり方を変えました。
たまたま、うまくいったのと今だからこそ成果が出てきたのかもしれませんが、やってよかったと思っています。
とにかく、仕事をしている以上は楽しく行いたいものです。
そのためにも、生徒に笑顔を届けることを大切にしてほしいのです。