今回のテーマは、「指導力」です。
本はたくさん読んでおきましょう。
ただ単に読むのではなく思考します。
本を読む量やスピードはあまり気にしないでください。
思考することが大切です。
この思考を行わなければ、指導力は向上しません。
読書で身につける大切なことは、「本質」です。
「本質」とは、「目に見えない」ことを指します。
これを身につけないと指導力は向上しないのです。
例えば、生徒と信頼関係を築く大切なポイントは、日頃のコミュニケーションです。
何気ない会話の中に、生徒を思いやる言葉を返さなければ信頼関係は築けません。
こういった目に見えないことが、本質なのです。
本質を見極めるためには、読書が一番最適です。
なぜなら思考するからです。
例えば、本を読まない人は「遅刻=悪い」ととらえます。
一方で読書をしているは、「どうしてその子が遅刻をしたのか」を考えます。
つまり自分の常識だけではからず、相手の立場になり考えることが本質を見極める重要な要素なのです。
だから生徒が問題行動を起こした時に、一方的に怒る教員は本質を見極めていないですし、本を日頃から読んでいない人と判断して良いでしょう。
そうではなく「人間としての心を育てる」のが、私達の仕事なので生徒目線で話せるよう本を読んで、本質を見極める力をつけてほしいです。
そこまで難しくはありません。
就寝前に1分で良いですし、読むものもなんでも構いませんから読書の習慣をつけてください。
1年後に結構成長していることが分かります。