Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

教員としての指導力を高める方法

今回のテーマは、「指導力を高めるポイント」です。

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読書が自分と生徒を幸せにする

 これから教員を目指す方やまだ教員になってから、日の浅い方に向けてメッセージを送りたいです。また、今の自分の指導に対しても疑問をもたれている方は目を通して見てください。もし、自分の指導に自信がある方は、ページを閉じていただければ幸いです。

 

 まず、この記事を読んでいる時点で指導力が高い、いや、指導力を十分に高めていけますので、不安な気持ちを捨ててください。そもそも、指導力の高い人、高めていける人は常に研鑽を怠りません。自分の開いた時間を勉強に費やしたり、仕事の中でも疑問を見つけ、それが本当に正しいあり方なのかと、自分に自問自答をしていくものです。

 

 だから、この記事を読んでいる時点で、「もう指導力が高い」のです。

 

 では、さらに指導力を向上させていくために必要なアクションプランを1つ取り上げます。今回紹介する方法が極めて一番、「総合的な指導力を高める方法」につながります。ちなみに指導力は、「教科指導、生徒指導」など日常で多く触れる指導のことを今回は指します。

 

 指導力を上げるアクションプランそれは

 「読書をする」です。

 

 読書を積極的にしていけば、指導力は自然と向上していきます。

 

 信じられないと思いますか?ですが、しっかりとして理由があります。それは、読書をすることで、「著者、自分自身と向き合い、自問自答し対話をする」からです。

 

 指導力の向上とは、「自分の考えを相手に押し付けることにあらず」です。

 本当の指導力とは、「相手の立場に立ち、失敗から真の学びを気づかせ、その人を1人の立派な人間に成長させる」ことなのです。

 

 その力をつけるためには、読書が欠かせません。著者との対話はすなわち、相手の考えを受け入れること、相手の立場に立つことなり、柔軟な考えや相手の視点になり、自分の考えを伝えられるようになるのです。そして、自問自答をすることで真理に近づき、本当の意味での指導力が向上していくのです。

 

 言い換えれば、「指導力が高い教員だからこそ読書をする」と言った方が良いのです。これは偶然ではなく、必然なことなのです。

 

 だから、今から1年を数えて「100冊」の本を読んでほしいです。それができれば、教員としての世界が変わりますし、自分と周りの教員の考えにギャップを感じ、今の教育のあり方に危機を感じ、新たな境地を拓こうとするはずです。

 

 100冊と言いましたが、最低限読む本の数ですので、それ以上読んだ方が良いのは言わずもがなです。