Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

教員だからこそ休日は遊ばないといけない

今回のテーマは、「休日の過ごし方」です。

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遊ぶことは学びを得ること

 みなさんは土日に何をしていますか?部活動ですか?仕事ですか?ここでこれらが当てはまる場合は少し注意が必要です。もし、仮にそれらが趣味の範囲で楽しんでやれているのなら話は別なのですが‥

 

 しかし、私個人としては休日に遊ぶことを念頭に入れてほしいのです。なぜなら、一番の学びは「遊びの中にある」からです。学べない教員は、指導力が向上しませんし、何より人の気持ちに寄り添うことが難しいのです。

 

 ここでいう「遊び」には、2つの意味があります。

 

1つ目は、気分転換で気持ちのオンオフを切り替えることです。

2つ目が、先ほど述べた「学び」です。

 

 1つ目の理由で、気持ちを切り替えることはとても重要なことです。仕事や部活で、働いてばかりいると心が疲弊し、鬱になる可能性もあるのです。私はこれになりかけました。休みをしっかりとって、仕事のことを一旦隅において、プライベートを充実させることで、仕事のパフォーマンスが上がるものです。だから、心行くまで存分に遊んでください。

 

 2つ目は、「本当の学びは遊びの中にある」です。私達は初めから学校で教わってきたでしょうか?そうではなく、遊びの中から多くのことを学んできたはずです。興味のあるものに惹かれ、関心がなくなれば新しいものに触れては、それを手放しと、その繰り返しをしてきたはずです。また、遊びで人と関わることで、人間の感情を知ったり、仲直りの仕方や人付き合いを覚えたりと、様々なことを学んできたはずです。

 

 それがいつしか、遊ぶことは怠慢みたいな風潮であり、働いている人が偉いみたいな理にかなっていない雰囲気が生まれてきました。しかし、働き過ぎて過労死する、過労死をいう言葉があるのは日本だけ、そう言った事実があるのに関わらず、みな逃げようとせず立ち向かい、ゆくゆくは後をたってしまうのです。

 

 話が逸れました。私達はまず1人の人間です。そして教育者なのです。そして、教育者は常に学ばなければなりません。その学びは「遊びの中にある」のです。人生を楽しめることが一番の学びで、自分自身を幸せにしていくのです。自分自身が幸せになれることで他者に、幸せを分け与えることができるのです。だから、私達は生徒を幸せにするために学び続ける必要があるのです。