初任者・若手教員必見!〜説明の仕方で授業力に差が出る〜
今回のテーマは、「説明」です。
説明の上手さの基準は、「相手に理解されていること」です。
次に、「理解されているかのポイント」です。
それは、「簡単な言葉を使って説明しているか」です。
ここの見極め方は単純です。
自分が説明する言葉を、文章にしてください。
それが、小学1年生に伝われば問題ありません。
面倒見の良い先生に、確認してもらうと良いでしょう。
さらに、ポイントを追加します。
説明する際は、「一文一義」にすることです。
例)
・まず、○○をします。
・次に、△△をします。
・最後に、□□をします。
・以上で説明を終えます。
という風に行うと良いです。
私達がやりがちなのが、
「○○をしてから、△△して、それが終わったら最後に□□をします。」
みたいにしてしまうことです。
このような説明をしていると、いつまで経っても指導力は向上しません。
簡潔に説明できるようにしてください。
最後に注意点です。
やってはいけないことを伝えます。
「え〜」、「あ〜」を使わないです。
これらは説明する際に、不要な情報です。
不要な情報は、説明において最も害悪なものです。
だから、説明の際は不要な情報を削ります。
良い説明というのは、「生徒に伝えたいことのみを伝える」です。
当たり前のことですが、これが結構難しいのです。
「え〜」、「あ〜」を使わなくても、質問が出たり、その質問に対する回答をさらに勘違いしてしまったり、と‥
相手に正確に情報を伝えることは難しいのです。
だからこそ、説明を意識して授業に取り組めない教員はいつまで経っても指導力が向上しません。
それは、相手(生徒)のことを考えていないからです。
説明を上達させることは、「生徒指導を向上させること」なのです。
なぜなら、「相手に伝えることを徹底している時点で、相手の気持ちを考えているから」なのです。
相手の立場になった時点で、「自然に指導力は向上する」のです。
だから伝えておきます。
「説明」に対しては、常に徹底してください。
常に研鑽してください。
それを続ければ、あなたの能力は周りから評価されます。