Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

初任者・若手教員必見!〜「教員の常識は社会の非常識」の正体〜

今回のテーマは、「常識」です。

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教員の常識は社会の非常識は真実です

 結論、教員が社会を知らないから非常識なわけではないです。

 

 生徒と向き合って対等な指導をしていれば問題ありません。

 

 怒鳴りつけたり、力で押さえつける指導さえしなければ良いのです。

 

 とにかく私達は生徒を「人間として育てる」ことに専念することが重要なのです。

 

 話がそれましたが、実は教員の非常識の正体は我々が悪いわけではないのです。

 

 社会が、国が、我々を非常識にさせているのです。

 

 例えば、私達の仕事は残業代がありません。

 

 それに教科以外の仕事も多々あり過重労働です。

 

 会社であれば、残業代が出たり、無理な仕事は人員を増やすか、それをやらないかで従業員で無理なく回せるようにします。

 

 ところが教員はそうはいかず、どんどん仕事が増えるだけで、人員が増えることがなく悪循環の陥っていくのです。

 

 そんな現状がある中で、頑張って働いている教員がいるのに対して、「教員の常識は社会の非常識」というの筋違いもいいところです。

 

 そういうのであれば、今の過酷な労働環境を変えるべきだと私は思います。

 

 だから、くれぐれも若い人達は勘違いをしないでほしいです。

 

 別にあなたが民間の経験がないから悪いわけではありません。

 

 ただ単に労働環境に無理がありすぎるのが、教員の非常識なのです。

 

 そして、その現実があるのにそういう発言をする人の方が、私は非常識だと感じてしまいます。

 

 私の結論としては、「自分の仕事に胸をはれるか」です。

 

 それさえできていれば私は良いと考えています。

 

 

 そんな中で私が絶対に妥協だけはしないでほしいものがあります。

 

 それが、「生徒指導」です。

 

 正直、重労働の中でそこに気を回すことは結構しんどいのですが、これをしっかりしないと余計に自分が苦しい思いをします。

 

 生徒指導のポイントは、「その子をいかに成長させるか」です。

 

 こちらが感情的になって怒ってはいけませんし、価値観を押し付けてもいけません。

 

 ただ、ダメなものはダメと言っていいので、そこは勘違いをしないでください。

 

 生徒指導のポイントは、「生徒に質問をする」ことです。

 

 どうしてそんなことしたの?とか、次にどんな行動をしなければならないのか?など、場面を想定させたり、次にどんな行動をしなければいけないのか、そういったことを聞くといいです。

 

 ポイントは考えさせることです。

 

 もし、答えられなければ、そこは答えを伝えて行動に移させればいいのです。

 

 こういった生徒を成長させる指導の部分は妥協しないでほしいです。

 

 

 そして、そこの部分がしっかりできていれば、例え誰から「教員の仕事は社会の非常識」と言われようとも自分の仕事に対して胸をはることができます。

 

 ですので、そんな言葉に耳を傾ける必要もなければ、その原因もあなた自身にあるわけではないのです。

 

 だから安心してください。

 

 

初任者・若手教員必見!〜ストレスフリーになるための最高の手段〜

今回のテーマは、「ストレス」です。

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選択肢がたくさんある人はストレスが溜まりにくい

 教員の職場は、多忙、人間関係、様々な悩みがあります。

 

 つまりストレスが尋常じゃないということです。

 

 それから抜け出すには、「常に選択肢をもつ」ことが必須です。

 

 この考えが重要です。

 

 教員でなくても食べていけるとか、別の仕事に挑戦してみようなど、とにかく視野を広げることが大切です。

 

 もし、教員の仕事に固執しているなら危険です。

 

 なぜなら、「依存している」からです。

 

 依存をすると、どんどんストレスが溜まります。

 

 悪循環を生みます。

 

 だから、今すぐ別の仕事を検討したり、異動を考えたり、何かスキルになることを始めたりするのが良いです。

 

 何より大切なのが、「自分の可能性を広げる」ことが重要です。

 

 教員を続けていてそれが叶うのであれば、問題ありません。

 

 そうでなければしっかり考えたほうが良いですね。

 

 

 ただ、すぐにはスキルも身につきませんし、仕事を辞めることもできません。

 

 ですので、以下の3つは意識してやらないようにしてください。

 

 まず1つ目は、「他人を変えようとしない」です。

 

 正論を通しても変わらない人がほとんどです。

 

 でなければ、今頃ストレスになっていません。

 

 また、あなたが自分の意見を通すように、相手も自分の意見を通すので、結局相手を変えること自体ができないのが現状です。

 

 だから、そんな無駄なことに労力を使わないでほしいです。

 

 自分自身の進路を考えることやスキルを見つけるためにたくさんの労力を使ってください。

 

 2つ目は、「悪口・陰口を言わない」です。

 

 最初のものと少し被るのですが、決して気に入らないからといって悪口・陰口を言わないようにしてください。

 

 人間性とかそういう問題ではなく、あなた自身に悪い影響を及ぼします。

 

 スピリチュアルな話なりますが、悪口・陰口が多いと自分の運気を下げます。

 

 また、やる気も奪います。

 

 そして人も離れていきますので、余計にあなたのストレスが溜まるだけです。

 

 どんなにイラついてもプラスに考えていくことが大切です。

 

 確かにそれでもストレスが減るわけでもないのですが、マイナスな言葉を使うよりも余程良いです。

 

 怒られても、「自分に興味を示しているから怒っている」、と考えてください。

 

 なぜなら、興味関心のない人には、感情を抱くことがないからです。

 

 やっていると次第にメンタルも強化されますので試してみてください。

 

 3つ目は、「プライベート時間に勉強しない」です。

 

 これが結構肝心です。

 

 冒頭にあったように、ストレスを減らすためには「選択肢をもつ」ことがとても重要な要素になってきます。

 

 休日や仕事終わりに何かしらを勉強してくだい。

 

 1日1分で良いです。

 

 また、これはなんでも良いです。

 

 とにかく新しいことを始めることが大切なので、Youtubeでビジネス系の動画を見たり、ブログを1行でも良いから書いてみるなど、何か行動をしてください。

 

 一方で続かないものは無理に行う必要はありません。

 

 すぐにやめて良いです。

 

 その代わり新しいことをすぐに始めてください。

 

 結局のところたくさんのことに触れないと、何が好きで何が嫌いなのかはわかりません。

 

 その中で続くものだけが、本当にあなた自身がやりたいことになるのです。

 

 そして、それがあなたの可能性なのです。

 

 

 

 くれぐれも、ストイックにならず毎日無理なく続けてください。

 

 無理をすると余計に自分を苦しめることになりますから。

 

 

 結論、ストレスを減らす手っ取り早い方法は、「依存先を分散させる」ことにあるのです。

 

 自分自身でできることが多ければ他人に依存しないように、仕事でも同じことが言えます。

 

 自分にスキルがあれば会社に依存しなくて済むのです。

 

 少しずつスキルアップを目指すことでまた、自身で稼げるようになり会社からの依存に対して離れることができるのです。

 

 

 だから考えてほしいです。

 

 他人を責めることが重要か、自分自身を変えることが重要か?

 

 

 少なくともこの記事を読んでいる方はもうお分かりだと思います。

初任者・若手教員必見!〜教員の仕事がブラックになるたった1つの理由〜

今回のテーマは、「仕事内容」です。

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その仕事ストップ! 本当にあなたの仕事?

 学校で業務改善がされない理由は、「線引きができていないから」です。

 

 要は、「なんでもかんでも学校がやってくれる」という認識があるからです。

 

 例えばですが、海外では学校に警察がいるところもあります。

 

 校内で暴力事件が起きれば、警察が対応します。

 

 学校は対応しません。

 

 また、学校内のことは教員が対応するにしても、学校外は警察が対応するなど線引きをしっかりしています。

 

 つまりは、学校の外では社会のルールが適応されるということです。

 

 日本はそうではなく、外に出ても学校が対応しなければなりません。

 

 部活動を見ても。

 

 あくまで学校は勉強をするところ、部活動ではまた部活動を教える専任の人がいます。

 

 教師は勉強を教えることが仕事。

 

 そういう風に線引きをして働いているのです。

 

 一方で、日本はそこの線引きがなされず、なんでもかんでも教員の仕事だと世間は思っている部分があります。

 

 SNSの使い方を教えるのも教員の仕事、そのトラブルのアフターケアをするのも教員の仕事、というようになっているのが現状です。

 

 しかし、スマホを買い与えたのは、私達ではなく家庭です。

 

 だから、それは家庭の問題なのです。

 

 家庭で面倒を見るのが当然なのですが、学校側が面倒を見て当たり前という先入観がよく分からないのですがあるのです。

 

 日本の教員というのはいわゆる「聖職者」です。

 

 ただ、勘違いしている人が多いです。

 

 聖職者 = なんでもやってくれる ではないのです。

 

 あくまで、子ども達が立派に成長するための手助けをするのが私達の仕事なのです。

 

 何でもかんでも仕事を請け負うことが、私達の仕事ではありません。

 

 

 

 私は、初任者・若手教員に常日頃から考えてほしいことがあるのです。

 

 それは、「果たしてこの仕事はやるべきことなのか?」という疑問を常に抱いてほしいのです。

 

 それができなければ、労働過多になるだけではなく自分に仕事がどんどん仕事が降りかかり大変なことになります。

 

 やらなくて良い仕事とやるべき仕事をしっかり自分で線引きをしてください。

 

 誰も仕事の線引きはしません。

 

 それどころかあなたに押し付けることも考えられます。

 

 自分の身は自分で守るようにしてください。

 

 何より自分に負担をかけないように働いてください。

初任者・若手教員必見!〜ストレス耐性を上げる3つの習慣(洗脳編)〜

今回のテーマは、「メンタルヘルス」です。

 

はじめに

 

 今回の記事内容的に「宗教かよ!」みたいな感じになってます。

 

 自分で書いていてもなんか、やばい表現使ってね?と思いながら書きました。

 

 ただ、純粋にストレスを軽減させる内容について真剣に書いているのは事実です。

 

 そこだけ理解してほしいです。

 

 もし、内容に不快さを感じたら閉じてください。

 

 決してそのような気分にさせたかったわけではありませんので‥

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マイ洗脳ブレインコントール 3つの習慣が重要

 

 

本題 ストレス耐性をつける方法 3つの習慣 と 自身の洗脳

 

 正直、ストレスに強い弱いは生まれつきのものがあります。

 

 失礼ですが、この記事を読まれている方は、ストレス耐性が低い方と思われます。

 

 でなければ、この記事を読みませんから。

 

 結論を言うと、ストレス耐性を上げるのは難しいです。

 ※上げることができないと考えるのが妥当‥

 

 というか、できるならみなさんとっくに上がっているはずです。

 

 ただ、ストレスを軽減するための習慣を行うことで、ストレスに対して向き合うことができるようになります。

 

 よって、今回はそれを、「ストレス耐性を上げる」というニュアンスでお話をします。

 

 そのためには、日頃からある「3つの習慣」を取り入れることが大切です。

 

 ただ、習慣だけを取り入れてもストレス耐性を上げることはできません。

 

 3つの習慣にある要素を追加しなければなりません。

 

 それが、3つの習慣 +「 洗脳 」です。

 

 習慣の後に必ず自身を最後に、洗脳するのです。

 

 これで、ストレス耐性を上げることができます。

 

 つまり、ストレス耐性を上げる主役は、「自身に対する洗脳」なのです。

 

 あくまで3つの習慣は、自分自身を洗脳するための下処理に過ぎません。

 

 料理でいうところのカットであったり、味付けであったり、そういったことに過ぎません。

 

 適切なサイズに切らなかった・下処理しなかった材料を料理しても美味しいものには仕上がりません。

 

 それと一緒です。

 

 だからこそ、この下処理(3つの習慣)をしっかり行い、自身を洗脳する準備をする必要があるのです。

 

 

 それでは、自身を洗脳するための3つの習慣を説明します。

 

 習慣① 瞑想を行う

 

 自身を洗脳するにおいて瞑想は必須です。

 

 呼吸をしっかり意識して、自身をリラックスさせる必要があります。

 

 また、瞑想は1つのことに集中する効果もあるので、ストレス軽減につながる効果もあるのです。

 

 やり方は簡単です。

 

 1分の間に、4回から7回程度の呼吸をするようにしてください。

 

 また、吸う時間を短く、吐く時間を多くしてください。

 

 人間は息を吐いている時にリラックスします。

 

 私は吸う時間を5秒、吐く時間を10秒で行い、1分間のサイクルを4回にしています。

 

 自分がやりやすい時間に設定して行ってください。

 

 また、5分ぐらいが望ましいですが、慣れないうちは1分から始めるのも良いです。

 

 

 習慣② 自分自身を受け入れる

 

 ストレスが溜まっている時や失敗している時に自分を責めてしますと思いますが、決して責めないでください。

 

 時間の無駄です。

 

 当然、反省は必要です。

 

 ただ、反省に長時間割いても問題は解決しません。

 

 てか、反省して問題が解決するならとっくに解決しています。

 

 だから、反省の時間は無駄です。

 

 やるとしても5分です。

 

 それよりももっと重要なのが、「自分を受け入れること」です。

 

 人間誰でも失敗するよね、とか、そういうときもあるか、など自分を受け入れください。

 

 またネガティブになっている自分も受け入れます。

 

 落ち込んでいる自分も認めよう。

 

 とにかく、声に出すといいです。

 

 「私は私を認める」

 

 これだけでいいです。

 

 うまくいっているときもそうでないときも基本、常時自身を受け入れる習慣を作ってください。

 

 

 

 習慣3 笑顔 + プラス言葉を使う

 

 最後は、2つになっているのですが、基本セットです。

 

 まず、朝起きて鏡の前で歯を磨くときに笑顔を作ります。

 

 そして、「今日も一日良い日になる」と笑顔で言います。

 

 一番良いのは、起きた瞬間から笑顔で、今日も良い1日になる、と言えるのがベストです。

 

 慣れないうちは、鏡の前で意識して行ってください。

 

 というか笑顔になると、不思議なことに悪い想像がしにくくなります。

 

 そして自然とプラス言葉が言いやすくなります。

 

 というかでてきます。

 

 だから、笑顔とプラス言葉はセットになります。

 

 あと、補足でいっておくと、日常で何が起こっても基本的には、プラス言葉を使うと良いです。

 

 失敗があっても若いうちに失敗ができてよかった、とか、失敗したけど怒られるだけで済んだ、命まで取られなくてよかった、みたいな感じです。

 

 慣れるまでは難しいですが、1日1回これら3つの習慣を行うだけでだいぶ変わります。

 

 瞑想は少し長いですが、それ以外のものは一瞬でできるので継続して行うことができます。

 

 それに、瞑想も1分からスタートでも問題ないのでそこまで無理をしなくてもできるものになります。

 

 

 

 さてこれで、下準備はおしまいです。

 

 ここからが本題です。

 

 この3つの習慣を終えてから、あるいは1つひとつ終えてから必ず自分を洗脳します。

 

 というか、気分がよくなっている時に自分を洗脳するのが一番手っ取り早いのです。

 

 なぜなら、催眠術は相手を気分が良いとき行うとかかりやすくなるからです。

 

 ですので、自分の気分が良い時に洗脳していきます。

 

 例えば、瞑想の後では言葉にして、「気持ちが穏やかだ。全てを許すことができる。」みたいな感じのこと言ってください。

 

 かつ、習慣② 自分を受け入れる にもあったように、「今なら自分を許すことができる」みたいにいうと効果的です。

 

 なお、習慣②は気分が沈んだ時に言うのも効果的面なので行ってください。

 

 最後に、習慣③の笑顔 + プラス言葉ですが、「絶対になんとかなる。今はやれることをしっかりやろう」みたいな感じのことを言うと良いです。

 

 とにかく笑顔で、プラス言葉をたくさん使うことでモノゴトがさらに悪化することを防いでくれます。

 

 また、笑顔でプラス言葉の多い人のところには、必然的に人がよってきます。

 

 そんなあなたを放っておくわけがないのです。

 

 だから、笑顔をしっかり意識してプラスの言葉を使うことで、好転していくのです。

 

 

 

 という風に、3つの習慣と洗脳をセットで行うことでストレスの軽減につながります。

 

 実際、私自身ストレスに強くなったわけではありません。

 

 今でもダメージは負います。

 

 ただ、今まで感じるものよりかは幾分マシになりました。

 

 これからも色々なことにチャレンジしてストレス耐性を上げていきます。

 

 今回の習慣はあくまで3つしかないのですが、これらは取り入れやすいかったので載せました。

 

 これ以外にも多くのストレス解消法があるのですが、多ければ良いわけではありません。

 

 なぜなら結局すべて行うことができなければ、習慣化できないからです。

 

 習慣化できなければ結局それもまたストレスであり、自身を受け入れられなくさせてしまうのです。

 

 結局自分を洗脳できなくなってしまい、ストレスを抱えることになるのです。

 

 だから、無理なく自分が行える範囲でやってストレスを軽減させるようにしてください。

 

 なお、ストレスを軽減させる方法はたくさんあるので、自分で調べて今回のものと合併させるも良いですね。

初任者・若手教員必見!〜教員が鬱になってしまう理由〜

今回のテーマは、「鬱」です。

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あなたは精一杯頑張っている だから気持ちが沈んでしまう

 結論から言うと、鬱になる原因はあなた自身にはありません。

 

 失敗等をしても自分を責めることは止めましょう。

 

 あなたを責めて問題が解決するなら、とっくにうまくいっているはずです。

 

 そうではないので、自分を責めること自体がとても無駄なのです。

 

 だから、安心してください。

 

 この記事を読んでいるあなたは、絶対に頑張って働いている人なのです。

 

 そして、それに疲れてしまっただけなのです。

 

 ここまで頑張った自分をとにかく今は、褒めましょう。

 

 それだけでいいのです。

 

 

 前置きが長くなりましたが、本題に入ります。

 

 教員が鬱になる原因は、仕事の量にあります。

 

 多くの方は、人間関係というのですが、もちろんそれもあるのですが無駄な業務が拍車をかけて、人間関係までに多くの影響を与えてしまうのです。

 

 よく考えてほしいのですが、私達が一番大切にしなければならない仕事はなんでしょうか?

 

 そう、授業です。

 

 しかし、ここが疎かになってしますのです。

 

 なぜなら、担任に部活動、校務分掌と様々な仕事があり、私達は現実問題授業に向き合う時間が取りにくいのです。

 

 つまり、本来力を入れて行わなければならない仕事(教科指導)がやりにくい状態にあるのです。

 

 何より、私達の現場をみていれば分かる通り、業務改善が実現しにくかったり、仕事自体も増えるだけで、減らない現状があります。

 

 ただでさえ、無理のある仕事をしているわけですから、それは人間関係もこじれるのは当たり前なのです。

 

 なぜなら、気持ちに余裕があれば人は寛容になれますが、そうでなければイライラして相手に不快な思いをさせてしまうこともあるからです。

 

 心に余裕をもって働きにくい現状があるので、ストレスの原因が人間関係というふうになってしますのです。

 

 また、本来であれば担任も部活もやる必要がないのに、それらを行うとクラスでの問題や部活に対することで保護者がクレームなど、また別の人間関係に介入しなければならなくなり、ストレスが増えるのです。

 

 ここで考えてほしいのが、今自分がやっている仕事は本当に自分でなければならないのか?という疑問を持ってほしいのです。

 

 例えば、担任を行うとして、本当にあなたでなければなりませんか?

 

 部活も然りです。

 

 別にあなたでなくても問題はないのです。

 

 ただ、あなた自身がやりたいと思うなら話は別です。

 

 結論を言うと、担任も部活もその他のことも別に自分である必要はないのです。

 

 しかし、授業は違います。

 

 免許を持っていることで教壇に立つことができるので、あなた以外にはできないのです。

 

 当然あなたの担当教科と同じ免許を持っている人は別ですが

 

 つまり、私達は教科指導に徹底して時間を割かなければならないのです。

 

 ただ、自分の居場所づくりをしたいのか分かりませんが、担任や部活を頑張る人がいます。

 

 決して悪いことではないのですが、教科指導をしっかりやっていることが前提です。

 

 それを疎かにしていたら本末転倒になります。

 

 このように本来力を入れなくて良いことに、力を入れてしまう人もいるため余計な勘違いを生むのです。

 

 担任ができて当たり前、部活指導ができるの当たり前、というような。

 

 安心してください。

 

 できなくて当たり前です。

 

 それをさも当然のようにできて当たり前と言っている人間は思考停止人間です。

 

 耳を傾ける必要はありません。

 

 なぜなら、今と昔では業務量も働き方も変わってきているので、担任や部活ができて当たり前という発言自体ができないのです。

 

 

 

 

 

 私自身この記事を読んでいる方に伝えたいことは

 

 「授業に向き合っているあなたに価値がある」

 

 「他のことができなくても全然問題ない」

 

 です。

 

 なぜなら、できないことは人を雇って代わりにやってもらえばいいだけの話なのです。

 

 ただ、授業は違います。

 

 免許を持っているあなただからこそできる魅力のある仕事なのです。

 

 授業以外のことができないことに対して悩む必要も苦しむ必要もありません。

 

 今の日本の教育現場に必要なものは熱意でも使命感でもなんでもありません。

 

 「私にはできません」

 

 という断る覚悟です。

 

 これをしなかったらいつまで経っても自分が苦しいままです。

 

 断れずに苦しさを味わい続けるのと、断って周りから嫌われて自分の仕事を減らすのか、どちらが大切なのかはしっかり判断してほしいです。

 

 私はあなたのことを応援しています。

初任者・若手教員必見!〜不屈(鋼)のメンタルを手に入れるたった1つの方法(番外編あり)〜 強靭・無敵・最強

今回のテーマは、「メンタルヘルス」です。

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自分に酔うことこそが最強のメンタルを手に入れる方法



 メンタルを強くする方法は、たくさんあります。

 

 ただ、それを毎日行ったり習慣化するには結構な労力がいります。

 

 今回私が紹介する方法は、自分自身に一番効果があったものです。

 

 内容的には、メンタルではなく「自信じゃない?」と思うのですが、私はこのやり方で1週間部活の件で悩んだことや今までフラッシュバックしてきたトラウマを解消することができました。

 

 だから個人的には結構気にいっています。

 

 では早速その方法を紹介します。

 

 不屈(鋼)のメンタルを手に入れるたった1つの方法とは

 

 「自分に酔うこと」です。

 

 ただそれだけです。

 

 実はこれ、「自信」をつけるのにもとても良い手段なのです。

 

 そして、自信がつくことによってメンタルも強化されるのです。

 

 だから、この方法は一石二鳥でおすすめの方法なのです。

 

 

 では実際にどのように行うのか、とても簡単ですし、普段から落ち込みやすい人だからこそやりやすい方法です。

 

 なお、全体的に効果があるのでどんな人でもできます。

 

 

 とりあえず、まず失敗したこと辛かったことを思い出してください。

 

 これは、現状でも過去でもどちらでも良いです。

 

 次にそのストレスと向き合ったことを認めてください。

 

 そして、自分を褒めます。

 

 「普通の人だったらもっと立ち直るのに時間かかってるよ。すぐに立ち直った自分まじですげー。」

 

 みたいな感じです。

 

 とにかく自分をスゴイ!とか、自分まじでかっこいいとか、そういう感じで自分を褒めていきます。

 

 そうすることで、自然と自信がつき、メンタルも強化されていきます。

 

 とても万能なやり方となっています。

 

 注意点が1つあります。

 

 失敗を引きずらないことです。

 

 悩む時間が長い人は時間で区切ってください。

 

 例えば、落ち込む時間10分としたら、

 

 自分に「今から10分間は徹底的に落ち込む」と言い聞かせます。

 

 その時タイマーをセットしておくと良いです。

 

 次に、10分間徹底的に文句を言う時間を作り、時間を計測します。

 

 それが終わったら、5分間反省します。

 

 ただ、ここでも注意が必要で絶対に自分を責めないでください。

 

 あくまでもこういうやり方があったとか、次はこうしよう、程度で良いです。

 

 必要以上に自分を責めないでください。

 

 そして最後に、5分間何も考えない時間をつくって、気持ちを切り替える準備をしておしまいです。

 

 その後、もう自分が悩んでいた失敗を忘れます。考えないようにします。

 

 これでおしまいです。

 

 さらにここで、

 

 「30分で気持ちを切り替えた自分まじでかっこいい」みたいな感じで、自分を褒めます。

 

 とにかく、失敗について真剣に考えた自分、心が挫けそうになってもなお仕事を頑張ろうとする自分、すべてを褒めていきます。

 

 そうすれば自然と自分に酔うことができ、自信と不屈(鋼)のメンタルを手に入れることができるのです。

 

 

 ストレス耐性をつける方法は、たくさんありますので今回の内容が合わなけば違うやり方を試してみてください。

 

 

 

 

番外編

 

 本編では、すぐにできる方法をお伝えしました。

 

 番外編では、「習慣化してほしいストレス耐性の付け方」を紹介します。

 

 それは、「瞑想」です。

 

 決してオカルトチックであったり、スピリチュアルなことではありません。

 

 科学的にも瞑想の効果は実証されています。

 

 例えば、瞑想をすることでストレスが軽減されることや集中力が増すなど、さまざまな効果が得られることが証明されています。

 

 なお、この瞑想もいくつかやり方があるのですが、基本的に意識することは以下の通りです。

 

 ①吸う時間を短くする

 

 ②はく時間を長くする(リラックス効果がある)

 

 ③呼吸だけに意識を向ける

 

 最低限この3つを押さえておけば問題ありません。

 

 姿勢や座り方、目を瞑る瞑らないもあるのですが、慣れてきたら意識すればいいです。

 

 まずは、習慣化する、続けられるようになることが大切です。

 

 ポイントは意識を全て呼吸だけにもっていくこです。

 

 次に吸う時間を短くし、はく時間を長くします。

 

 はいている時にリラックスしますので、ここはしっかり行ってください。

 

 時間も本によってまちまちですが、1分間に①と②のサイクルが4〜7回程度になっていれば問題ありません。

 

 私は5秒吸って、10秒はいています。(4サイクル)

 

 ここの時間は自分で調整しても大丈夫です。

 

 ただ吸う時間が長くならないように注意してください。

 

 他にもやり方があるので興味がある方は調べてみるのも良いです。

 

 瞑想は長期的な自分自身に対する投資となります。

 

 これを毎日やるかやらないかで人生が変わってきますので、やることに越したことはないと思います。

 

 私は朝起きたらすぐにやるようにしています。

 

 時間は5分です。

 

 そうすると習慣化しやすいです。

 

 

 番外編までお付き合いいただきありがとうございました。

初任者・若手教員必見!〜教員の業務は絶対に減らない〜

今回のテーマは、「仕事内容」です。

 

 結論から言うと私達の業務が減ることはありません。

 

 なお、増えることはあります。

 

 そこは安心をしてください。

 

 そもそも私達の仕事が減らない原因は、ある魔法の言葉があるからです。

 

 みなさんお察しの通り‥

 

 「生徒のために」、という言葉です。

 

 まあ、魔法の言葉ではなく「呪いの言葉」ですね。

 

 多くの方は気づいていると思いますが、これは決して「生徒のため」ではありません。

 

 ただ単に、業務改善をするのがめんどくさいので「生徒のため」と言う言葉を使って周りを黙らせているだけです。

 

 結果どんどん苦しくなっていくのです。

 

 特に今は若い方も入られてきていますし、ICTの活用もあり仕事が回りやすい環境にあります。

 

 一方で年配の方も職場にいるので、仕事の量がどんどん若手に回ってくるという悪循環かつストレスも増える図式になっています。

 

 ですので、業務改善が見込めない世界(職場)に、この先30年以上働くことができるかは考え直した方がいいです。

 

 それでもやっていける自信がある人だけ、教員を続けるべきだと思っています。

 

 くれぐれも無理はしないようにお願いします。