Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

初任者・若手教員必見!〜教員が鬱になってしまう理由〜

今回のテーマは、「鬱」です。

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あなたは精一杯頑張っている だから気持ちが沈んでしまう

 結論から言うと、鬱になる原因はあなた自身にはありません。

 

 失敗等をしても自分を責めることは止めましょう。

 

 あなたを責めて問題が解決するなら、とっくにうまくいっているはずです。

 

 そうではないので、自分を責めること自体がとても無駄なのです。

 

 だから、安心してください。

 

 この記事を読んでいるあなたは、絶対に頑張って働いている人なのです。

 

 そして、それに疲れてしまっただけなのです。

 

 ここまで頑張った自分をとにかく今は、褒めましょう。

 

 それだけでいいのです。

 

 

 前置きが長くなりましたが、本題に入ります。

 

 教員が鬱になる原因は、仕事の量にあります。

 

 多くの方は、人間関係というのですが、もちろんそれもあるのですが無駄な業務が拍車をかけて、人間関係までに多くの影響を与えてしまうのです。

 

 よく考えてほしいのですが、私達が一番大切にしなければならない仕事はなんでしょうか?

 

 そう、授業です。

 

 しかし、ここが疎かになってしますのです。

 

 なぜなら、担任に部活動、校務分掌と様々な仕事があり、私達は現実問題授業に向き合う時間が取りにくいのです。

 

 つまり、本来力を入れて行わなければならない仕事(教科指導)がやりにくい状態にあるのです。

 

 何より、私達の現場をみていれば分かる通り、業務改善が実現しにくかったり、仕事自体も増えるだけで、減らない現状があります。

 

 ただでさえ、無理のある仕事をしているわけですから、それは人間関係もこじれるのは当たり前なのです。

 

 なぜなら、気持ちに余裕があれば人は寛容になれますが、そうでなければイライラして相手に不快な思いをさせてしまうこともあるからです。

 

 心に余裕をもって働きにくい現状があるので、ストレスの原因が人間関係というふうになってしますのです。

 

 また、本来であれば担任も部活もやる必要がないのに、それらを行うとクラスでの問題や部活に対することで保護者がクレームなど、また別の人間関係に介入しなければならなくなり、ストレスが増えるのです。

 

 ここで考えてほしいのが、今自分がやっている仕事は本当に自分でなければならないのか?という疑問を持ってほしいのです。

 

 例えば、担任を行うとして、本当にあなたでなければなりませんか?

 

 部活も然りです。

 

 別にあなたでなくても問題はないのです。

 

 ただ、あなた自身がやりたいと思うなら話は別です。

 

 結論を言うと、担任も部活もその他のことも別に自分である必要はないのです。

 

 しかし、授業は違います。

 

 免許を持っていることで教壇に立つことができるので、あなた以外にはできないのです。

 

 当然あなたの担当教科と同じ免許を持っている人は別ですが

 

 つまり、私達は教科指導に徹底して時間を割かなければならないのです。

 

 ただ、自分の居場所づくりをしたいのか分かりませんが、担任や部活を頑張る人がいます。

 

 決して悪いことではないのですが、教科指導をしっかりやっていることが前提です。

 

 それを疎かにしていたら本末転倒になります。

 

 このように本来力を入れなくて良いことに、力を入れてしまう人もいるため余計な勘違いを生むのです。

 

 担任ができて当たり前、部活指導ができるの当たり前、というような。

 

 安心してください。

 

 できなくて当たり前です。

 

 それをさも当然のようにできて当たり前と言っている人間は思考停止人間です。

 

 耳を傾ける必要はありません。

 

 なぜなら、今と昔では業務量も働き方も変わってきているので、担任や部活ができて当たり前という発言自体ができないのです。

 

 

 

 

 

 私自身この記事を読んでいる方に伝えたいことは

 

 「授業に向き合っているあなたに価値がある」

 

 「他のことができなくても全然問題ない」

 

 です。

 

 なぜなら、できないことは人を雇って代わりにやってもらえばいいだけの話なのです。

 

 ただ、授業は違います。

 

 免許を持っているあなただからこそできる魅力のある仕事なのです。

 

 授業以外のことができないことに対して悩む必要も苦しむ必要もありません。

 

 今の日本の教育現場に必要なものは熱意でも使命感でもなんでもありません。

 

 「私にはできません」

 

 という断る覚悟です。

 

 これをしなかったらいつまで経っても自分が苦しいままです。

 

 断れずに苦しさを味わい続けるのと、断って周りから嫌われて自分の仕事を減らすのか、どちらが大切なのかはしっかり判断してほしいです。

 

 私はあなたのことを応援しています。