Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

初任者・若手教員必見!〜教員の労働の残酷な真実とこれからの未来〜

今回のテーマは、「仕事内容・転職・市場価値」です。

 

 今回の記事は不快な内容になると思います。

 

 心を汚されるのが嫌な方は、この記事を閉じてください。

 

 嫌な気分になって良い方だけが、ここから先を読むようお願いします。

 

 それでは行きます。

 

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覚悟はできているか? 俺はできている

 

 

 では、早速嫌なことを言います。

 

 まず、若手の方は「自分を使い捨て教員」だと思ってください。

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若手教員ほどうまく利用されるだけ

 理由は以下の通りです。

 

 「若いから」という理由だけで仕事がたくさん回ってきて、過重労働当たり前、ストレス過多当たり前、残業当たり前、土日祝日出勤当たり前、を覚悟しておいてください。

 

 なぜ、そうなるのか‥

 

 現在はICT関連の導入も始まっていますし、年齢が高めの教員も多いのでどうしても若手に仕事が回ってきやすい環境になります。

 

 また、担任を経験したり、部活を経験したりと、若いうちから「経験」を大切にと言う理由で、1人当たりの仕事量を考えずにどんどん仕事を追加します。

 

 まだそれで残業代が出たり、土日祝日の勤務手当が上がるのなら話は別ですし、担任や部活を行うことでその分の報酬額が加算されるなら良いです。

 

 ただ、現実はそんなものは叶わないでのです。

 

 だから、仕事をいくら多くやったところで、「あなた自身の市場価値が上がらない」のです。

 

 要は、仕事を多くやればやるほど、「自身の市場価値を下げていく」のです。

 

 本当に嫌な現実です。

 

 先も言ったように私達は、残業をしても残業代は出ませんし、担任や部活をしてもその分の報酬額の上乗せはないです‥

 

 ※教員調整額はありますが‥正直人を馬鹿にするにも程があります‥

 

 それで、自分が働いた分と給料を計算するととんでもない額になります。

 

 あくまで私の場合ですが、自分の1時間の労働の価値は「700円」になります。

 

 自分でも思わず笑いました。

 

 教員を6年間やって、700円‥

 

 笑いの後には、言葉を失いました。

 

 そう、だから私達の世界はより多く働くことで自分の価値を下げていく残酷な世界になるのです。

 

 若い人は、すぐにそれに気がついた方がいいです。

 

 ですが、市場価値が下がるからそれが悪いのか?

 

 そうでもないです。

 

 結局は自分自身が納得すれば、それで良いのです。

 

 ただし、市場価値を上げないことにもリスクが伴います。

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自分の価値を高めなければ結局自分が苦しむ

 というか、教員の仕事は「普段から市場価値を上げにくい」のです。

 

 だから、転職するときに皆立ち止まってしまいます。

 

 それはそうです。

 

 働いていても、身に付くものがないから、いざ転職!となっても自分の価値を知らないので転職活動に踏み切れないのです。

 

 ある意味で、教員という仕事の一番の呪縛はここです。

 

 よく、「忙しくて時間がないから転職がしにくい」という意見もありますが、私はそうは思いません。

 

 むしろ時間よりも「自身の市場価値について知らないから」だと思っています。

 

 矛盾しますが、時間も関係しています。

 

 あくまで時間は転職がしにくいのではなく、市場価値を上げにくいところにあります。

 

 平日の残業また朝も早い、土日出勤と、とにかく働く時間が多いことにより、自身の時間に何かを費やせないのです。

 

 また、働く時間が長いと自分の趣味よりも、食べ物や酒などの娯楽方面にお金を使うことが多くなり、浪費に使うことが多くなってしまいます。

 

 本来であれば、仕事終わりや土日は、スキルを身につけたり、本でお金などの知識を身につけたりと、そういったことに時間を使わなければなりません。

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スキルがあなたの選択肢を広げる

 ただ、現実を見てみると若手教員ほど、それらがやりにくい状況にあるのです。

 

 それでだらだら年数が経ち、心も体も疲弊し自分の限界を迎えます。

 

 そこで転職に踏み切ろうにも今まで勉強してこなかったツケがまり、転職活動に足が運びにくくなり、教員という仕事にしがみつこうとしてしますのです。

 

 それで心の病になったり、逆に今度は自分が周りの足を引っ張るようになり、仕事をしなくなるのです。

 

 教員の世界は、そういう世界であると決めつけておいてほしいです。

 

 全ての職場がそうでないことは分かっていますが、今の働き方や年齢層を見ていくとそうなりやすいのは事実です。

 

 だから、前もって覚悟をしておいてほしいのです。

 

 なお、これからは本格的な副業の時代が到来することが予想されます。

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1つの仕事・会社に囚われてはいけない

 一方で、教員は副業もしにくい環境下にあります。

 

 これからの時代は、副業が当たり前‥

 

 というか、自分(副業)で稼ぐのが当たり前の世の中になってきます。

 

 それはそうです。

 

 動画投稿をしている人もいれば、プログラムを作って稼いでいる人もいます。

 

 これからは、自分のスキルの依存して稼いでいく時代になるのです。

 

 その時に教員という仕事をやっていて大丈夫なのか?

 

 そういったことも検討しながら、私は教員続けるのかどうかを判断してほしいです。

 

 

最後に

 

 これからは少子化の問題もありますし、コロナ禍及び情報発信できる時代ということもあり教員という仕事の価値が下がると私は考えています。

 

 私達の授業を受けるより、実績のある講師の授業の動画を見た方がはるかに勉強効率が上がるとも言われています。(情報発信のおかげで)

 

 それに理解の差も人によっそれぞれ。

 

 だから、頭の良い子は同じ空間で授業を受けるよりももっと自分のレベルにあったツール利用をした方が勉強効率は良くなるのです。

 

 それは逆も然りです。

 

 それにコロナ禍々で、いちいち学校に生徒を登校させる必要性があるのか?

 

 今は、タブレットが1台支給されるようにもなったので、登校せずともオンラインで授業ができますし、それこそ勉強ができる子は、自分で有益な教材をネット探して学習することもできるのです。

 

 何よりこれからは少子化が進んでいくことも懸念されていますので、私達の存在がどこまで必要になってくるのか?

 

 私はそこに危機を感じています。

 

 公務員だから安泰、クビにはならない、と安心していると足を救われると思っておいた方が良いと助言したいぐらいです。

 

 あまりまとまりできなかったのですが、少しでも参考にしていただければと思います。