これから教員になる人がやってはいけない仕事3選
今回のテーマは、「仕事内容」です。
現在、教員を目指している人及び、まだ教員になって日が浅い人に見てほしい内容です。なお、面接では今回の内容を口にしないよう注意してください。
それを踏まえた上で、目を通していただければと思います。
まず1つ目は、「担任」です。
担任の負担は結構大きいです。生徒指導が増えますし、こちらに落ち度がなくとも迫られることもあり、中々に厄介な仕事です。
現場には、担任ができて一人前みたいな風潮がありますが、気にしないでください。勝手な自己満足です。どうしても本当に自分がやりたいのなら別ですが、担任を外れるだけで仕事は大分楽になるので、もたないことをおすすめします。
私が一番嫌うのは、「担任で忙しい」や「いかにもそれで自分は仕事をしている」という空気を醸し出すことです。そんなの知らんがな、の一言で終わりですし、だったら担任を外れろよ、と思います。やっている以上みんな一緒なんだから、そんなこと口にする必要もなければ、空気を醸し出す必要がないのです。
2つ目は、「部活」です。
特に運動部は、キツイのと、主顧問になったらもう休みはないと想ったほうが良いです。また、保護者からのクレームにも気をつけてください。自分達は何もしないくせに、文句やイチャモンは一丁前につけてきますので。
それに、お金の管理も大変になるので、とにかく部活はもたないことに越したことはないです。上記の担任含め、顧問も何かしらの理由をつけて外れるようにしましょう。
親が体調を崩しているや、子育てがあるからなど、仕事が負担にならないための策を講じるようにいてください。
担任と一緒ですが、余程のことでやりたくないのであれば、本当に避けてください。まじでやる必要のない仕事です。
部活で信頼関係が築けるとか言いますが、私達が一番信頼関係を気づかなければならないのは、「授業」ですのでそこを勘違いしないでください。
3つ目は、「分掌の主任にならない」です。
公務文章も外れることができれば、良いのですがそうはいきません。これだけは。ですので、主任になることを避けるようにしてください。
なるべく、この仕事もしないように負担がかからないものが良いです。学校によっても進路が得意な人がいたり、生活指導が得意な人がいたりするので、様子を見て一番楽なところに移れる努力をしてください。
私が、担任や部活を頑なに断るように伝えているのは、本来やらなくて良い仕事だからです。
担任をやっていないと居場所がないや、忙しくても担任でいたい、という意見を持っている人がいますが、それはその人達の考えであって、あなたの考えではないです。共感するのであれば、やれば良いだけの話です。
何より、私たちの居場所は、「授業」です。授業での指導力が高ければ、それだけで生徒から一目置かれ、自然と信頼関係ができ、自分の居場所ができるようになってくるのです。
授業を大切にできない、授業力を向上させようとしない現場は、正直方向性を間違っているように感じます。部活動で生徒達を良い方向にもっていくことや、怖い担任が不良系の生徒をもつなどは、教育でもなんでもないのです。
その場しのぎの対応に過ぎません。授業を通して、いかに学ぶ楽しさを理解させるか、世の中にはまだまだ自分達の知らないことがあるのか、人間的な魅力を授業を通して磨いていくことが、本来の私たちの仕事であるはずです。
だから、そうでない仕事はどんどん切っていくことが一番自分のためになるのです。
担任ができないことや部活をもたないことに罪悪感を感じる必要はないのです。それはそう想っている人の勝手な押し付けでしかないのです。あなたにとって大切なことではありません。
そこの判断を間違えないようにしてほしいです。