Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

初任者・若手教員必見!〜自分の人生を見据えるチャンスはコロナ禍にあり〜

今回のテーマは、「転職」です。

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自分の価値観と職場の価値観は一致していますか?

 私は、今のあなたの学校現場の動きを見て、教員を続けるかどうか判断をした方が良いと伝えます。

 

 特に、このコロナ禍であるからこそ、教員に対する将来性を考えてほしいのです。

 

 あなたの学校は、コロナに対応するための措置や行動ができていますか?

 

 正直私のところは全然できていません。

 

 妊婦さんの子どもが命を落とし、子どもの命ですら救えない状態になったいる中、学校は何も対応を考えていないのが現状です。

 

 私が言いたいのは、「まだ他人事だと思っている」ということです。

 

 これだけ医療が逼迫しているにも関わらず、感染者が増えているにも関わらず、なぜこうも他人事にように思えるのか、それが不思議でなりません。

 

 学校では感染対策を徹底と謳っておきながら、一番感染の危険がある部活は平気でやらせている。

 

 命の危険があるのに、部活をやっている顧問は評価され、そうでない顧問は非協力的という風に揶揄させる状態です。

 

 本題に戻ります。

 

 若い人達が、今後どのように教員に対する将来性を考えていくのか、それを考えるのは簡単です。

 

 今の自分の価値観と職場の価値観に激しい相違がないかです。

 

 価値観の多少の相違はありますし、それが妥協できるのであれば全然問題ありません。

 

 一方で、価値観が全然合わないと思うのであれば、それはすぐに転職の準備をすべきです。

 

 今はYoutubeとかあるので、「教員 転職」で検索をかければたくさんのヒントが出てきますので、調べるだけでもやっておくべきです。

 

 これから2学期が始まりますが、そこで学校の動きをしっかり見て、自身で考えて判断するべきです。

 

 正直、たくさんの見るべきポイントはありますが、一番手っ取り早いのは「価値観の相違」です。

 

 自分が働きたいと思える職場なら、精一杯学校の力になってほしいです。

 

 

 

 

 

 

余談

 

 私が最近転職関係の記事を書いているのには理由があります。

 

 それは、「日本は学校に囚われている」です。

 

 保護者にしろ、教員にしろ、一番囚われているのが「部活動」です。

 

 学校は勉強する場所なのに、「部活動をやる場所」と勘違いしている人が多いように思えます。

 

 保護者の世代であればそうかもしれませんが‥

 

 ただ、私が一番違和感を感じているのが、「教員の部活に対する執着」です。

 

 本来、授業を教えるのが教員の、我々の仕事のはずなのです。

 

 ですが、授業そっちのけで部活を優先、部活のことしか考えていない教員が少なからずいるのは事実です。

 

 ただ、気持ちは分かります。

 

 「部活」が一番、結果を出しやすいからです。

 

 というか、生徒をコントロールしやすいからです。

 

 だから、自分の王国を築くことが優越感に浸ることができ、部活に熱心になってしまうのです。

 

 そこを保護者も勘違いしている節があると思います。

 

 また、保護者世代は勉強よりも、部活を頑張っていた世代が多いと思います。

 

 だから、勉強は二の次で部活を頑張るところが学校であると勘違いしているのかもしれません。

 

 それに保護者からしても部活が一番、自分の子どもの承認欲求を満たせる場所になるのだと思います。

 

 そういった背景から教員、保護者ともに部活に囚われているのだと思います。

 

 というか顕著にそれが分かったのが、コロナ禍という環境です。

 

 未だに平然と部活をやっていることに疑問を持たない教員や部活をやらないことに対する保護者のクレーム、ここまでのものとは思いませんでした。

 

 若い人はこれから部活熱心になると、教員を続けるのが困難になる恐れがありますので注意が必要だと私は考えています。