今回のテーマは、「教養」です。
まだ教員になられて日の浅い方は、目上の方が多く言葉遣いに気をつけて接していると思います。
こちらは今後も続けてほしいです。
特にこれから新しい先生が、職に就きます。
そういったこれからの若い教員に対しても、丁寧な言葉遣いを心掛けてほしいです。
だいたい、教員の資質は言葉遣いで分かります。
上下関係で、言葉遣いを変える人は「人によって態度を変える傾向がある」と判断しても良いです。
ただし、しっかりその人と接して判断してください。
人によって態度を変える人は、生徒指導が向上しない傾向にあります。
要は、人によって態度を変えるのは、「マウントを取りたい」というのが根にあります。
ただ、当の本人達はそれに気がついていません。
だから、気をつけてください。
マウントを取るというのは、「一方的に自分の考えを押し付けるだけの指導」になりがちです。
そうなると生徒指導でもなんでもなくなります。
ただ、その教員が生徒を支配したいというものになります。
なお、生徒に対してていねいな言葉遣いができないと、生徒との関係はうまくいきません。
つまり、言葉遣いが荒い人は生徒が本能的にそれを見抜いてしまうのです。
結果、生徒もこちらに対して、悪態をつき余計に生徒との関係が悪化してしまうのです。
私はどんな人に対しても言葉遣いを気を遣ってほしいと思います。
まず、教員間の人間関係が築けない人は、生徒との人間関係もうまく築くことができません。
ここからは、主観の話です。
私が生徒に対して、ていねいな言葉を使っていることに対して、理解していない教員がいます。
問題なのは、私がなぜそんなことを理解しようとしないのか、そこにあります。
そうやって理解できない人ほど、生徒との関係を築けなかったり、自分が生徒指導をうまくできていないことに気がつくことができません。
現に私は全学年を見ていますが、生徒トラブルはありません。
一方で、全学年を見ていないのに対して生徒との関係を築けていない教員もいます。
私はその差を、「言葉遣い」だと考えています。
生徒に対して「敬意」を払って接することのできない教員は、生徒指導ができていない人だと、個人的に判断しています。
要は、生徒に敬意を払うことができれば、生徒との関係はうまくいくのです。
その一番の近道は「言葉遣い」なのです。
私は騙されたと思ってやってほしいです。
劇的に生徒の関係が変わることを保証します。