Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

初任者・若手教員必見!〜誰でもできる生徒指導力アップの実践5選〜

今回のテーマは、「生徒指導」です。

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まずはこれらを押さえておこう! そして実践しよう!

 生徒指導力を上げる最も実践しやすいものは以下の5点です。

 

 誰でもできます。

 

 ぜひすぐに実践してください。

 

 生徒指導力を上げる方法1

 

 まず、第一優先として「身だしなみ」を整えます。

 

 身だしなみが整っているからこそ、生徒はあなたに対して興味関心をもってくれます。

 

 そうすることで、生徒があなたの話を聞くようになり生徒指導力が向上します。

 

 考えれば分かりますが、不潔な人の話を聞きたいと思う前に、まず関わりたいと思いません。

 

 だから、清潔感ある身だしなみにします。

 

 意識してほしいのは、体型にあった服を着ること、髪型を意識すること、体臭を気にすることです。

 

 体型は自分の適正体重をキープしていれば、自分に合った服がフィットし、それだけで普通の服がおしゃれになります。

 

 食生活を見直して、自分の適正体重をキープし体型にあった服を着てください。

 

 髪も伸び過ぎていると不潔に見ますので、1ヶ月に一回は美容院で整えてもらいましょう。

 

 白髪等も染めることをおすすめします。

 

 最後に体臭ですが、これを疎かにすると、服装も髪型も意味をなし得ません。

 

 朝シャンをしたり、その後無香料の制汗剤でしっかり臭いのケアをしてください。

 

 

 生徒指導力を上げる方法2

 

 2つ目は、「言葉遣い」です。

 

 生徒に対して、ていねいな言葉を使います。

 

 それだけで、生徒からの信頼を得られます。

 

 これの一番のポイントは、「保護者と接することを意識すること」です。

 

 当然時には、フランクであるのも大切ですが、基本はていねいな言葉を使って接します。

 

 肝心なのは、「人によって態度を変えない先生」と生徒から思われることが大切です。

 

 誰にでも平等に接することが、生徒に伝われば信頼を得ることができるのです。

 

 そして、もう一つ大切なのは、「さんをつける」です。

 

 基本、敬称略で呼ぶことは社会的にはないです。

 

 また、呼び捨ての時点で、教員が上、生徒が下というマウントを取ることになります。

 

 そうすると、生徒との信頼関係は築けません。

 

 だから、必ず「さん」をつけて呼んでください。

 

 

 生徒指導力を上げる方法3

 

 3つ目は、「時間を守る」です。

 

 授業が始まる「最低限授業の5分前には教室にいる」ようにしてください。

 

 理想は、もっと早い方が良いです。

 

 これをするだけで、あなた自身が授業を大切にしているということが生徒に伝わります。

 

 なお、このポイントは休み時間に「生徒の様子を見る」ことにあります。

 

 また、「あなた自身が生徒と話す」ためでもあります。

 

 何かしらの変化を見逃さないようにしてください。

 

 それは良いことでも、そうでないこと両方です。

 

 いつも以上に元気がある生徒がいたら、「何か良いことあった?」と声をかけるべきですし、逆に元気がない生徒がいたら、「何か悩んでいる?」と一言声をかけると良いです。

 

 授業前に生徒と話ことで距離を縮めることができます。

 

 あなた自身や生徒の違う一面を知ることができるので、そういった些細な行動が生徒との信頼関係をつくっていきます。

 

 だから早く教室へ行って生徒の交流を深めてください。

 

 生徒指導力を上げる方法4

 

 4つ目は、「ルールを徹底する」です。

 

 授業中にやって良いこと良くないことをしっかり生徒に躾けることが大切です。

 

 話を聞く時間や作業の時間を明確にする必要があります。

 

 これができないと授業規律が保てず、思うように授業ができません。

 

 つまり、「ONとOFFのスイッチを切り替えさせること」がとても重要なのです。

 

 話をしっかり聞いてもらう時には、「前を向きます」とか「手は膝の上です」など、しっかり指示を出してあげてください。

 

 注意欠陥の生徒なんかは、それを言っても秒で姿勢が崩れたり手遊びをしますが、絶対にやった方が良いです。

 

 そうすると、その子だけが目立ちます。

 

 その子を見たまま話すと、生徒もその子の方を見ます。

 

 その子に周りの視線が集中し、その子自身もさすがそのおかしさに気がつくことができ、「ハッ」とします。

 

 これだけでも効果的です。

 

 周りの子は、自分も見られているとしっかり思うようなるので、授業中に切り替えができるようになってきます。

 

 試してみてください。

 

 生徒指導力を上げる方法5

 

 最後に、「空き時間は廊下等を巡回する」です。

 

 学校が荒れるか、学年が荒れるかは、これをするか否かで変わります。

 

 絶対に次の時間が空きであれば、休み時間に教室や廊下を巡回してください。

 

 廊下での態度がだらしなかったり、騒がしかったりすれば、すぐに注意をしてください。

 

 現行犯逮捕で指導をするのが一番、生徒指導が楽に済みます。

 

 もし、教員が廊下に居らず生徒からの事後報告になると生徒指導の手間が増えます。

 

 一方で、現場にしっかり着くことで生徒の様子を随時見ることができるので、生徒指導があった際、スムーズに対応ができるようになります。

 

 なお、休み時間は「トイレを見る」ことも大切です。

 

 たむろして何かやりやすい場所でもあるので、注意が必要な場所です。

 

 何より、休み時間過ごし方は逐一、学年主任や管理職に報告をしてください。

 

 具体的な手立てを行いながら対応していく必要があります。

 

 

 

 

 

 以上が生徒指導力を上げる方法でした。

 

 あなたの人柄や個性に応じて、いくらでも変えることができます。

 

 何よりあなたにしかできない生徒指導を行うことが一番、生徒指導力を上げることにつながります。

 

 試行錯誤して楽しみながら生徒との信頼関係を築いてください。