Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

初任者・若手教員が生徒に話す時に注意すること〜一人称は結構大切〜

今回のテーマは、「指導力」です。

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一人称先生はNG 一人称は「私」を使う

 教員の多くは、一人称を「先生」と使います。

 

 私はこれをあまり好みません。

 

 なぜなら、教員(先生)という言葉を使うことで、こちらが上の立場にいる、生徒は下の立場にいるという感じに思えてしまうからです。

 

 つまり、立場の上と下を明確にすることで、優位性をつけてしまうことがあまり好きではないのです。

 

 人間は、上下関係で接し方を判断します。

 

 つまり、上下関係をはっきりさせることは、生徒が考える習慣を奪うことにつなげてしますのです。

 

 だから、先生から言われたことに従っていればいい、という風になってしまうのです。

 

 それが自分で考える習慣を無くすことにつながるなるのです。

 

 私たちは確かに集団行動の大切や規範意識を教えなければならないのですが、生徒を服従させたいわけではないのです。

 

 自分達で考えて行動をできるようにさせることが私達の役割なのです。

 

 だから、単純な上下関係だけで生徒指導をしてはいけないのです。

 

 これからは、一人称を「私」にして生徒と接してください。

 

 これを行うだけでも生徒は自分の考えを聞いてくれると思います。

 

 生徒の心を成長させられる教員になってほしいです。