今回のテーマは、「幸福」です。
日々、日本の教員をしていると「幸福」を感じることが多いです。
それは、日々かかってくる「クレーム」でわかりました。
特に多いのが、言葉遣いや教員の態度(威圧的な)らへんです。
このクレームが多いように感じています。
裏を返せば、私達は当たり前のように生きることができているのです。
というのも、このコロナ禍で食料の奪い合いをしている国もある中で、私達の悩むは、というか、保護者、教員の悩みは、「自分を認めてもらいたい」というものです。
要は、生きることが当たり前であるからこそ、「承認欲求」に目を向けて悩むことができるのです。
もし、生きることが難しいところにいれば、まずは承認欲求よりも食欲を満たすために行動をします。
だから、クレームをもらえるというのはとても幸せなことなのです。
クレームをつけてくる保護者・生徒は、「承認してほしいだけなんだ」と思えばそれで良いのです。
確かに自分の気を害することに変わりはないのですが、それでもなんでクレームをつけてくるのか、それさえ把握しておけば、俯瞰して見ることができるのです。
何よりクレームをもらえることが幸せであると、思っておけば良いのです。
むしろ、クレームをもらったからこそ、自分自身という存在を逆に認めてもらったことになるのです。
そして、クレームをもらった時点でこちらの勝ちなのです。
図星をつかれているからこそ、人は反応のをします。
だから、胸を張ってクレームをたくさんもらえば良いのです。
それがあなた自身が教員をやっている価値になるからです。
クレームをもらえることは幸せである、このことを押さえてこれからも生徒指導等にあたっていただければ思います。