Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

一流教員と三流以下の教員のコミュニケーションの違い 気を使うかマウントを取るかそれだけの違い

今回のテーマは、「一流教員」です。

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目下に気を使わせる人ほど三流 一流は目下にこそを気を使う

 一流教員は、後輩教員や生徒に対して気を使います。また、自分で自分のご機嫌をとります。

 一方で、三流以下の教員はマウントをとったり、相手を傷つけたり否定したり怒鳴りつけるなど、相手の自信を奪うような最低な行為をします。

 

 つまり、三流以下の教員ほど、「自分に自信がない」と言えるのです。ですから、相手を傷つけたり、後輩教員や生徒にマウントを取ろうとするのです。

 

 

 一方で、一流教員ほど自分より目下の人に対してこそ気を使う傾向にあるのです。それはそのはずです。一流の人ほど、自分より下の立場にいる人が先輩や上司に対して言いにくさがあったり、気を使うことが当たり前であることを承知しているからです。

 だから、顔色を伺いながら逆に相手が気を使わなくても良いように振舞うのです。

 

 そして何より、上に立っているからこそ自分の行動や態度ひとつで仕事に大きな影響を与えることを心得ているのです。つまり、一流教員はみんなが働きやすい環境を作ることに専念します。

 一方で三流以下の教員は、自分だけが働きやすい環境を作ることに専念するのです。これでは、下に位置する人がたまったものではありません。ですから三流以下なのですが‥

 

 

 要するに一流教員になるためには、「自己コントロール」を極めていく必要があるのです。そして、それを訓練する方法を3つ紹介します。

 

 まず1つ目が、「瞑想」です。瞑想は、1分ぐらいでもかまいません。また、朝起きてすぐに取り掛かることおすすめします。あとでやろうとすると中々できません。

 私は朝起きてすぐに瞑想をします。時間は5分です。

 

 2つ目は、「本を読む」です。本は自分自身と著者との対話です。その対話の中で自分を知ることにもなりますし、著者(他者)の考えも受け入れることになるからです。また、様々な知識が増えるので、些細なことでは怒らなくなります。それは知識を基に、あらゆることを考えることができるので、自分の価値観だけでものごとを判断しなくなるからです。

 

 3つ目は、「自分の感情を推察する」です。イライラしたときに自分がなぜ「苛立ちを感じているのか」それをただひたすら考えます。そうすると、自分の心が整理できイライラがおさまってきます。また、それからどうするのかも分かり、ストレスが減りますし、次の行動にもつなげられるのでとても良い解決策になるのです。

 

 

 これらを行うだけ「自己コントロール能力」が身についていきます。これが身につくことで、後輩教員や生徒に対して気を遣えるようになっていくのです。

 

 仕事を行う上で、上司や先輩のご機嫌を伺ったり、気を使うのははっきり言って生産性を下げますし、後輩教員や生徒からすればただのストレスでしかありません。当然作業効率も低下しますし、生徒の学習意欲を奪うだけではなく、顔色を伺うだけの教育しかできなくなってしまいます。それは、教育者として失格であり、人を育てることにはなりませんので、風上にもおけないのです。

 

 だからこそ、一流の人ほど自分で自分のご機嫌を取ったり、後輩教員や生徒に気を使うのです。当然です。それが生産性を高めたり、生徒の学習意欲の向上につながること熟知しているからです。

 

 上記のアクションプラン3つを行うだけで、働き方や生徒との関わり方が変わってきますので、是非実行してみてください。