Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

一流教員は感謝できることを探す 三流教員は荒を探す

今回のテーマは、「感謝」です。

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感謝を伝えることは当たり前 多くの方は見逃している行動

 生徒や教員間で関係を築く上で、まず大切なポイントは、「感謝できることを探す」です。

 

 普段からあいさつをしていることや、当番活動を当たり前に取り組んでいること、本当に些細なことからたくさん良いところを見つけ出し、感謝できることを探し出していくのです。

 

 実は、私達は「当然」や「当たり前」のことほど、見逃してしまうことが多く、大切なことに気がつけないことが多いのです。そんな当たり前を今一度振り返ることで、お互いが気持ちよく過ごしていけるようになるのです。

 

 まず、授業を振り返り考えてみてください。生徒はしっかり授業を受けているでしょうか?もし、そうであれば、授業で感謝の気持ちを伝えましょう。それに、授業で発言が多かったり、何か自分の助けになってくれるのであれば、それもまたすぐに感謝の気持ちを言葉にすべきなのです。

 

 これは学級経営でも同じことが言えますし、部活でも大人同士でも変わらないのです。

 

 常に「感謝できること」を見つけ出していくことが、一流教員は意識的に行っている行動であり、それがいつの間にか無意識でできるようになっているのものなのです。

 

 「ありがとうございます」が多い人ほど、周りをよく見ている証拠なのです。そして周りに気を配っている証でもあるのです。これは、習慣化できないと労力を使います。

 最初は確かに、いろいろ考えながら感謝の気持ちを伝えるのですが、慣れてくると自然と言葉が出てくるようになります。

 それが定着してくると一流に一歩近づいたことになります。

 

 

 そもそも一流の教員を目指すのにはしっかりした理由があるのです。

 

 それは、「生徒を幸せにする」ためです。

 

 幸せにする第一歩は、「たくさん感謝される」ことにあります。

 

 早いうちから感謝されることで自己有用感が養われ、生徒自身も自分がとるべき行動を自ら考えるようになり、周りのためになる動きを自然としていくようになるのです。

 

 

 だからこそ、当たり前である行動に、こちらこそ「当たり前に感謝する」のです。

 

 当然です。生徒が当たり前にやっているのであれば、教員も当たり前に感謝することは普通のことなのです。

 

 

 これからはとにかく、生徒に対して多くの感謝を伝えるよに努めてください。自分の価値観や生徒の成長がしっかり見られるようになっていきます。