注意してもなおらないからこそ個性 同じ失敗をしても見捨てない
今回のテーマは、「生徒指導」です。
何度同じ注意をしても数時間後や翌日には、同じ注意をされる生徒がいます。
注意してもなおらないことに苛立ちやストレスを抱えるかもしれませんが、それは割り切ってほしいです。別にそれは我々の指導力の問題ではないので‥
また、なおしたくてもそうできないことも考えられますので。
とにかく私達がやることは1つです。
何度も同じ注意をその都度するだけです。それが何百回であろう何千回だろうとです。諦めたら、その子は変わるチャンスを失うわけですから。そして、その子を傷つけることを言わないです。「もうお前なんか知らない」や「なんでわかねーんだよ」とか、そう言った言葉は決して発してはいけません。そうしてしまった時点でもう信頼関係が築けなくなります。
ですから、「一緒に頑張ろう」や「俺がついているから安心しろ」みたいに勇気付ける言葉をひたすらかけていくだけなのです。それ以外にやることはありません。
ただ、毎日それが続くと、嫌気がさすと思います。ですが、視点を変えるとそれは、その子にとっての「個性」とも捉えることができるのです。
今は学校生活という狭い括りで縛られているから気がつけませんが、一見問題行動とも捉えられることも実は、働くようになってからは長所として目立つようになり社会貢献につながることもあるのです。
ですから、そこで開き直るのも1つの手です。
とにかく大切なのは、「その子と向き合う時間を大切にする」ことなのです。それ以外に選択肢はありません。根気よく付き合っていくだけなのです。