Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

教員がやってはいけない TOP3

今回のテーマは、「教員がやってはいけないこと」です。

f:id:Taros:20201217195309j:plain

残念な教員ほど気がつけないTOP3

 教員でこれらのことを行っている人が結構いるように見受けられます。

 

 当たり前のようにやっていますが、実は結構、自信のなさや教養の無さがわかってしまう行為になりますので改善した方が良いです。また、生徒が考えることを止めたり(生徒が成長しなくなる)、生徒からの信頼を無くすことにもなりますので、今この瞬間から直すように努めることをおすすめします。

 

 まず、TOP3は、「授業に遅れる」です。

 

 まあ、これは言わずもがなですね。授業に遅れるとしても、急遽の生徒指導であったり、急な保護者対応などそういったものは仕方がないと思います。現に私も経験がありますので。

 

 自分の授業を時間通りに始められないようでは、まず生徒の信頼関係を築くことはできないです。それに生徒も真剣には授業を受けないですね。

 

 授業が始まる前から、教室に行って準備をしてチャイムを同時に生徒があいさつをするようでなければなりません。そのためにも、毎回早く教室へ向かって自分自身が授業の体勢を整えておく必要があるのです。

 

 

 TOP2は、「自分のことを先生と言う」です。

 

 これもよく使っている人が多いです。本人にその気は無いのでしょうが、私はどうしても「マウントを取りたい」と考えてしまうのです。

 

 生徒達に対して、自分のことを「先生」と言えば、どうしても自分が上、生徒が下のように捉えてしまいます。

 

 そうなると、上下関係になってしまい、「生徒は先生の言うことに従う」になってしまうのです。つまり、生徒は言われたことには従うにですが、自分達で考えて行動ができなくなります。

 

 そして、毎回失敗してそこからしか学べなくなってしますのです。要は、注意されなければ何も問題が無いと思い込んでしまうようになってしまいます。

 

 だから、自分のことを「先生」と言わない方が良いのです。自分の一人称は、「私」が適切なのです。そうすることで、こちらも生徒のことを対等に見ているという風に伝わり、生徒も自分で考えながら行動していくようになるのです。

 

 

 そして、TOP1は、「きたない言葉遣い」です。

 

 ちなみにこれは当たり前のことなので、生徒に対してという意味は説明を省きます。

 

 これは教員同士についてです。

 

 正直、上司だろうが、先輩後輩関係なく、言葉遣いは常に丁寧語を使うか敬語を使うかのどちらかです。タメ語も使うべきではないですし、ましてや「さん付け」していないなんてことは論外です。

 

 むしろ、後輩にこそ丁寧な言葉遣いをするべきなのです。

 

 これもTOP2と重複することになりますが、上下関係をつくっては考えなくなります。実質上下関係があることも分かりますし、それを否定するつもりもありません。

 

 私が言いたいことは、上下関係をはっきりさせる中にも、後輩教員が自分の頭で考える余地を残し成長させていく必要があるということです。

 

 でなければ、その方も教員として成長しませんし、教育者ではなくなってしまうのです。私達は、生徒だけを教育するのではなく、同じ職場の人達とも成長をしていかなければならないのです。

 

 そのためには、常に対等に接することを意識していかなければなりません。

 

 もし、そういったことに無頓着になるのであれば、それはもう教育者を辞める時なのかもしれません。