Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

教員の今後を決める価値3選

今回のテーマは、「教員の価値」です。

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教員としての市場価値を高める

 今後教員の需要は低下することでしょう。様々な教材が出てきている中で、生徒達は自分達に合ったものを選び出し、楽しく学んでいくことになってきます。自らが、学ぶものを選択する時代もそう遠くはないと感じる今日この頃です。

 

 では、私達教員の存在価値とは何なのでしょうか?

 

 私が考える時代を先取りしたものを3つ紹介します。

 

 

 

 まず1つ目は、「愛情」です。笑顔を絶やさず、常に生徒の話に耳を傾け、時には叱り、良いことをすれば感謝をし、そんな様々な感情を表現しながら生徒と接することで、より深い愛情を与えることができます。いくら良い教材があると言えど、コミュニケーションを取ることが、一番の愛情につながります。とにかく、時間をつくって生徒と接する機会を多くしていくことが大切です。つまり、人と人とのつながりを大切にすることが今後さらに重要になってくるのです。

 

 2つ目は、「勇気を与える」です。生徒の失敗を責めず、何が良くなかったのか、次からはどうすべきなのか、失敗の向き合い方を一緒に考えることが必要になってきます。本を読むことや動画を見ることでも確かにできることではあります。これも先ほどと重複しますが、コミュニケーションをとって生徒の表情や仕草を観察して、その子が求めている言葉を投げかけてあげることが、必要なのです。

 生徒が落ち込んでいる時に、「一緒にやろう」や「次はうまくいくよ」など、前向きになる言葉がけをするようにしていくのです。気持ちが沈んでいる時には、いつも以上に寄り添う心が大切になります。

 

 3つ目は、「幸せを与える」です。今は何でも手に入る時代なりました。また、ある程度の水準の生活をできる時代になりました。つまり、エリートでなくてもそれなりの暮らしができるようになったのです。

 一方でそんなご時世だからこそ、「本当の幸せが分からない」ことが多いです。周りと比較をして、頭の良さや貧富の差について考え、自分の本当の価値を知らない生徒がいます。特に「お金」の正体が分からず、それが全てだと思っている子も少なからずいます。

 私達は、生徒に幸せな人生を歩んでもらうために、「執着」から離れるようにしたり、日常の様々な当たり前に「感謝」することを、しっかりを教え込まなければならないと考えています。執着が自分をどんどん苦しめることになりますし、感謝をすれば自然と向こうから幸福が舞い込んでくることを教え、「幸せを与える」ようにしていかなければならないのです。

 

 

 

 今後も教員を続ける、特に若手の人は自分の人間的魅力を磨いていかないと、需要は下がっていく一方です。自分自身の存在価値を高めることが、今後の教員生活を分ちますので常に成長していければ幸いです。

 少なくとも、自分の元に生徒が自然と寄ってきたり、笑顔で接してくれれば、それはあなたが生徒から必要とされている証になりますので、自信をもって教員生活を過ごしてほしいと想っています。