今回のテーマは、「笑顔」です。
生徒と接する際及び、教員や保護者の方とも関わる時は基本、笑顔になります。特に、年齢を重ねるほど笑顔を大切にしなければなりません。理由は単純です。相手に気を遣わせないためです。
先輩や主任以上の方が、むすっとしているとそれだけで、後輩としては息苦しや何か悪いことをしてしまったのではと感じてしまいます。それに何かあったときに、怒ったような顔をしていると話しかけにくく、相談するにもしにくくなってしまいます。
職場で良好な関係を築くためにも笑顔は絶対に必要不可欠なのです。それだけで後輩は安心しますし、あなたのことを信頼しやすくなるのです。そして自然と後輩はアドバイスを求めるようになり成長していきます。
もう一つ理由があります。それは、生徒との信頼関係を築くです。
先ほどと同様、笑顔でないと生徒は寄ってきますせんし、逆に距離を取ることになります。特に、大人より生徒の方が、表情に敏感になところがありますので、慎重に対応する必要があります。私達は、生徒に気を遣わせてはいけないのです。だから笑顔が大切なのです。
ですが、笑顔の真骨頂はここから本領を発揮します。
それは、「本当にいけないことを教える」です。
いつも仏頂面をし怒っている人は、「本当にいけないこと」を教えることはできません。本人の中ではできていますが、それはあくまで暴力の支配です。
つまり、普段怒らない人の方が、怒ったときの迫力があり、生徒もただ事ではないと思い込むのです。いつも笑顔の人が急に怒ったり、険しい表情をしたら、流石に緊迫した空気が流れます。そうなることで、生徒も自然と「これはまずいことをしてしまった」と思うのです。
笑顔を毎日絶やさず過ごすことで、そういった空気は作りやすくなりますし、効果がてきめんになります。笑顔で接することはメリットしかないのです。それに、いつも笑顔な先生が怒っているというのは、人間味が溢れることもありますので生徒は自然と信頼を寄せるようになるのです。
私のおすすめは、「毎日鏡の前で笑顔を作る」です。これを行っておけば、自然と生徒の前でも笑顔になることができます。まずは現場ではなく、自分の家の鏡の前で笑顔を作る練習を重ねてください。