今回のテーマは、「尊敬できる教員」です。
もし、あなたの職場に以下の項目に該当する教員がいれば、積極的にコミュニケーションをとってください。そして、該当する項目が多いほど良いです。仮に1つだとしても、その1つのことをどのように実践しているか、観察し学んだり教えてもらうと良いでしょう。
まず1つ目は、「後輩教員や生徒に対して丁寧な言葉遣いをしている」です。目下の方に対して、言葉遣いを意識する人をあまり職場で見かけません。それは生徒に対しても、後輩教員に対してもです。それができていない人は、傾向として「人を上か下かで判断する」ことが多いです。逆に言えば、常に言葉遣いを気をつけている教員は、どんな立場の人でも「1人の人間として接している」ので、教養が深いと言えます。学ぶべきことも多いので、是非すぐに探してほしいです。
2つ目は、「自分のご機嫌取りをしている人」です。私達は立場が上がるほど、自分の機嫌を自分で調整しなければなりません。つまり、感情のコントロールが上手い教員に近づいた方が良いのです。その方が振り回されずに済むのと、どうやって感情を制御しているのか勉強になるからです。これが結構難しいので、1人ではなく悩みを相談できる教員と一緒に行うと気持ちが楽になります。
3つ目は、「生徒にも教員にも笑顔で接する人」です。笑顔にはたくさんの効果があります。中でも多忙な教員の仕事でピリついた感じがあると仕事も捗りません。1人でも笑顔で働いている教員がいたら、その職場はそれだけで幸せですし、あなた自身にも笑顔で働いてほしいと想っています。それに、笑顔であれば生徒も自然とリラックスしますし、話しかけやすくなるので、安心した学校生活が送りやすくなります。笑顔には人を幸せにする効果もあるので、やらない手はないのです。是非、笑顔溢れる学校にしてほしいです。
当たり前のこと過ぎて拍子抜けしたかもしれませんし、すでに実践している方もいるのでしたら、リテラシーが高い教員と言えます。ですので、周りにも促して一緒に協力して取り組んでほしいと考えています。生徒の笑顔が溢れる学校は、そこにいるだけ幸せです。生徒を幸せにするには、私達の何気ない意識と行動です。騙されたと想って挑戦していただければ幸いです。