今回のテーマは、「常識」です。
常識という言葉はもう使わない方が良いです。おそらく、リテラシーの高い方はそう感じているのと、もうすでに常識という言葉を使わないように実践していることでしょう。
物凄いスピードで、今は時代が変化しています。その世の中で、本当に常識なんてあるのでしょうか?それに私はこの常識という言葉が生徒の成長の妨げをしていると考えています。
例えば、常識と言うことで「服従」させやすくなります。みんながそうなのだから、あなた自身もそうしなさい。他人の人生に、誰かのやっていることを押し付ける必要性があるのでしょうか。その人の人生なのだから、その人自身に考えさせ行動せさせていく必要があります。
それにそうしないとその人自身がいつまでたっても、納得する人生が送れないのと、幸福な人生を追求できなくなってしまうのです。
考えてみれば分かりますが、成功を成し遂げている人達のほとんどが、非常識です。そして、その非常識を成功によって常識に変え、私達の生活に大きな影響を与えてきたのです。
それでもまだ、常識を生徒に押し付ける必要があるのでしょうか。私はこの言葉を使っている限り、学校現場はいつまでたっても苦しいままだと心から感じます。もっと柔軟になるためにも、教員の価値観を変えていく必要があります。そうしないと、教員と生徒がいつまでも苦しい思いをして日々生活することになります。
いきなりは難しいですが、毎日あることを実践してほしいです。それが、「それって本当にそうなの?」と自問自答することです。答えを出す必要は一切ないのですが、本当にそうなのかなと、疑問に思っていくことが大切なのです。それができれば、他者の考えをどんどん吸収していくことができます。
私自身も自分の頭の硬さを感じている部分はありますが、自問自答したり本を読んだり新しい価値観を知って、アップグレードできるようにできうる限りはアクションを起こしています。できる範囲からやっていくことをおすすめします。