今回のテーマは、「魅力」です。
自分の魅力が生徒に伝わっていますか?これからの時代、生徒に魅了を感じてもらえなければ、私達は存在する必要はないです。情報流通による教材の発達、塾の進化、など昔と違い学習する機会が多くなりました。
そんな中で我々教員の価値とはなんなのでしょうか?
それが、私達の魅力を生徒達に伝えていくことになります。
その魅力を高める方法としてまずは、授業力の向上に努めることが一番のポイントだと言えます。特に最初のうちはたくさんの先生の授業を観察した方が良いです。観察が多くなるとその分、自分の時間がなくなるように思えるのですが、実は長い年月を考えると本当に有意義なリソースとなるのです。
多くの授業を見ることで、様々な学びを得ます。それが自分の授業に磨きをかけることになり、自分自身の魅力を高めることになるのです。どうしても自分のことに時間を割きたくなるのですが、そこはグッと堪えて積極的に授業観察にいくべきです。
授業以外のところでは、休み時間に生徒と積極的に話すことです。廊下や教室など行ってその機会を作ることはもちろんのこと、昼休みには生徒と一緒に遊ぶ事も大切です。とにかく、自分から生徒と関わりにいくことが大切で、それをしなければ自分の魅力なんて磨かれることはありません。自分から生徒に飛び込んでいきましょう。
私は教員の魅力を高めることに注目しています。今や、たくさんの教材が出回り生徒も自分に合った教材を選べる時代になっています。そんな中で、私達教員に魅力がなくなっていったら、それこそ教育者は必要のない存在になってしまいます。
だからこそ、授業力の向上はもちろんのこと、生徒と積極的に関わっていき魅力を高めてほしいのです。私は、近い将来本当に教師という仕事がなくなると思っています。そうならないためにも、自分自身の魅力を磨き市場価値の高い先生として必要とされてほしいのです。