Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

学級通信 試験勉強は何のために?

今回のテーマは、「勉強」です。

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過程を楽しめれば大抵のことはどうにかなる

タイトル:過程を楽しむために勉強をする

以下内容

 みなさんは、なぜ試験勉強をしているのでしょうか?今まで習ったことを、成果として発揮するためでしょうか。試験日に合わせて、準備をするためでしょうか。覚えたことを、しっかり頭の中に入れるためでしょうか。理由をあげればキリがないですね。それだけ、試験勉強にはたくさんの意味が隠されているのですね。だからこそ、知識だけを詰め込むだけの勉強にしてほしくないと考えます。

 私一個人の考えとしては、試験勉強の過程を楽しんでほしいと想います。自分で計画を立てその通りにできのか、勉強の量とテストの結果がどのように関係しているのかなど、結果だけに囚われるのではなく、過程を振り返って結果と結び付けてほしいのです。試験でよく陥りがちなのが、結果だけを見て一喜一憂することです。これを続けても次回に反省を生かされることは難しいです。勉強で成果をあげていく人ほど、過程を振り返り、自分の反省点を明確にし、すぐに次の勉強を始めるのです。また、反省点以外にも自分が上手く勉強で取り組めたことも把握し、より効率的に勉強を重ねるように自分自身で創意工夫を図っていくのです。その結果、日頃の勉強が良い成果となって現れるのです。

 人間は結果だけに目が行きがちなところがありますが、本質を見抜ける人ほど結果よりも過程を重視します。頑張った分だけ良い結果になる、というのは理想論に過ぎないのです。むしろ、どんなに頑張っても良い結果を出すことの方が難しいのです。だから、常日頃から過程を振り返る習慣をくせにする必要があるのです。そして、自分で試行錯誤を重ねながら、積み上げをしていき良い結果に結び付けられるように努力をしていくよう心がける事が大切です。それの練習に適しているのが、試験勉強なのです。これができるようになれば、社会に出ても自分で問題解決を図れる一歩を踏み出せるのです。一方で、社会に出ると学校のように明確な課題は提示されません。学校は9教科という明確な課題があります。社会ではそのようなものがありません。自分自身で課題を見つけ出し、それを解決するようにしていかなければなりません。その一歩として、試験勉強に励み、良い結果を出せる過程を歩めるようにならなければなりません。そのためにまずは、試験勉強を自分自身で計画を立てたり、修正して計画を組み直したりできるようしなければなりません。自分のできるところから、勉強時間を増やしてみたり、勉強の仕方を変えてみたり、学校とは違う勉強の仕方を考えてみるように、工夫をしてみてください。きっと自分自身に合った方法が見つかるはずです。そして、それができれば過程を楽しみにながら、勉強以外のことも取り組めるようになります。