Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

教員はヤバイ! 転職をした方が良い理由

はじめに

 現在、教員をやられている方で、十分仕事に満足していて正当な評価を受けているし、職場内の人間関係にも満たされ、収入面も充実しているのであれば、この記事に価値はありません。すぐに閉じることを推奨します。

 今回ですが、時代の変化を考えて職場の環境と自分の人生について考えてほしいと思っています。果たしてこれからの時代、教員という仕事に価値があるのか、テクノロジーが日夜進化していく中で、学校で生徒に教えていることが将来的に生きるのか?そういった視点をもって考えてほしいです。当然、学校の実態を変えられるだけの実績やコネ、能力があるのでしたら私は子ども達のために、学校のあり方をどんどん変えて行ってほしいと願っています。ただ、現状厳しいところがありますので、なんとも言えないです。

 無駄話が多くなってしまいました。本題に入っていきます。

f:id:Taros:20200513091622j:plain

自己責任こそ未来を切り拓く

教員を転職をした方が良い理由

 ①上司の質

 これは私以外の教員の先輩方から聞いた内容にもなります。この業界で、本当に質の高い上司と巡り合えることは稀です。責任を押し付けてくる人や、本当に何もしない人もいます。私の体験では、何かあるとすべて自分の責任にされました。校長室に呼び出され、終わったことをネチネチと責めてきますし、こちらが事情を説明しても逃げ道を塞ぎ何も言えないように話を進めていきました。かといって何か具体的に何をどうすれば良いのか、授業等自分の仕事を何か観てアドバイスがあるのかというと何もありませんでした。

 ここで言いたいことは、愚痴ではありません。上司の中にも能力が高く人を成長させることのできるも人もいます。ただ、確率的にそんな上司に巡り合えることが稀なので、いくら異動をして逃げてもまた、良くない上司に巡り合う率の方が高いのです。

 ②年功序列

 この業界は年功序列が好きです。たいして能力のない先輩のアドバイスや明らかに間違っていることも、なんで聞き入れないんだと怒られます。末恐ろしいです。しかし、ここで言いたいことは、時代にあった教育がしにくいということです。テクノロジーが発達している中で、ITに関わる教育に無頓着で紙媒体での提出物に囚われている。これからの時代は、紙から電子媒体が主流になるのにいつまでも新しいことに取り組もうとしない姿勢があります。それは、上の方々がそういった判断が下せない状況があるからです。まあ、金銭面的なもありますが‥とにかく危機感が無いようには感じます。

 ここでの結論は、年功序列というものにいつまでも縛られ、古いしきたりから抜け出せない状況が、職場にも存在しているということです。だから、教育的な配慮でも若手の教員は苦しむことになります。果たして、そんな職場になんの価値があるのでしょうか?

 ③人を見て判断する大人達

 仕事をする上で失敗はつきものです。ですが、問題なのはそこで怒られる人と怒られない人がいます。怒られる人は、怒っても反論しない人や物腰が柔らかそうに見える人(舐めてかかれる人)などが怒られます。一方で、見た目が怖かったり、自分より年上の人はいくら間違ったことをしても怒られません。笑える話です。我々教員が人を見て判断して怒れる人とそうでない人を見極めているのですから。

 ここでのポイントは、怒られない人は何の問題もありません。しかし、常日頃から怒られる対象になっている人です。そんな環境にいると、正しい判断が出来なくなります。そして、自分に対する自信を無くしていく一方です。そんな環境で苦しむことはありません。鬱になる前に、次の道を探すことをおすすめします。

 ④副業がしにくい

 今、私は転職を考えて副業を始めようとしましたが出来ませんでした。場合によるのですが、副業がしにくい実態があります。転職を考えている身としては、副業で1円稼げることが励みになります。この仕事は何かと縛られることが多いので、新しいことに挑戦することが難しい一面もあります。辞めるのであれば勢いで辞めて、自分で稼げるスキルを身に付けた方が賢明です。最初の収益は少ないデメリットもある一方で、将来的にはその額が跳ね上がることを考えると、必要なのは初めの一歩を踏み出す勇気だけです。

 

 迷っている人はどうすべきか?以下のことを参照してくだい。

 ①教員を続けつつ、スキルを身に付けていく。

 これは、なるべくは自分の得意なことや自分の教科に関連することをおすすめします。自分の苦手なことや領域でないものに挑戦すると挫折しやすいからです。または、今の自分が関心をもっていることに取り組むことです。もし飽きたら、すぐに新しいことにまた挑戦してください。飽きてまた新しいことを初めて、そこで自分を中途半端な人間なんだと落ち込まないでください。たまたま、合わなかっただけと割り切ってしまいましょう。そして、悩む時間や落ち込んでいる時間があるのなら、挑戦をしていける時間にした方がよっぽど有意義です。

 ②精神的に追い込まれていて、とにかく現状がやばい人。

 すぐに休みましょう。絶対に鬱になってから、休みに入らないでください。それに周りの目は気にする必要は一切ありません。自分のことを一番に考えてください。体調不良で休みますと一言、職場に伝えれば大丈夫です。もし、自分でかけることが厳しければ、家族の方に頼んで職場にかけてもらうも一つの手です。この時に、精神と肉体を回復させつつ、何かスキルを身につける勉強ができるとベストです。あくまで余裕があったらの話です。

 追記

 鬱で休んでも落ち込む必要はありません。あなたが一生懸命やってきたからこそ、休息が必要になったのです。それに、原因はあなた一人の問題ではありません。管理職もどうにか出来たはずですし、環境を自分一人で変えられていれば、こんなことにはなりません。人生100年時代ですので、自分のペースでゆっくり歩んでいただきたいです。

 ③即断即決 今すぐに辞める

 これは何も保証はありません。具体的な手立ては、過酷な状況こそが人を動かし、そうせざる追えない状態にするです。

 ただ、ある程度自分の手元にお金があったり、次にやりたいことが見つかっている場合は本人の力にかかってきます。それに、実家である期間暮らせるのであれば、そこでゆっくり考えるのも一つの手です。

 この方法のポイントは、とにかくたくさんの手数を出せるのであればおすすめします。ブログを始めようとして、1日に5本はあげるや、動画投稿を1日に3本は出すなど、1日×1週間の空いている時間を全て作業に費やせるのであれば、可能性は広がります。(ただし保証は出来ない)

 

 最後に

 現状はコロナの関係もあるので、辞めることはおすすめしないです。

 それに、私も2年後には辞めますが、魅力的な仕事でもあると思っています。生徒と関わることでたくさんのことを学べたり、感性が豊になっていくことを感じるからです。ただ、一方でこの仕事に将来性を感じず、危機感ももっています。だから、転職をすることを決意しました。

 今私は、TECH CAMPというプログラミンスクールで、プログラムを勉強しています。エンジニアの道を目指して、なるべく勉強時間に充てています。すぐに転職できる人は、IT系に就職しそこでプログラムを学びながら、お金(収入)を得ることをおすすめします。

 今はエンジニアを目指していますが、ゆくゆくはまた子ども達が将来、幸せになれる人生を送れる社会貢献をしていきたいと考えています。それがIT関係にしても、哲学的なことにしても、社会の変化のあり方と学校とどう向き合うのか、何かしらの形で広い視野をもった人間へと成長してほしいと考えています。

 

 これから教員を目指す方、今辞めようか迷っている方、自分の道は自分の行動でしか切り拓けません。続ける決断も辞める決断も自己責任です。だからこそ、価値があります。人間として成長できます。今回この記事を書いたのは、様々な考え方があるということを知ってほしかったのです。仕事を続けること以上に、「仕事を辞める」ことは決断力が必要となり、勇気のいる選択をすることになります。だから、私は勇気を出してほしいと思い、勇気を少しでも与えられればと想い、この記事を書くことを決めました。

 

 長くなりましたが、ここまで目を通していただきありがとうございました。