今回のテーマは、「生徒指導」です。
「情けは人のためにならず」、結論はこれです。
生徒の失敗を責めないことは、自分のためになります。
より良い信頼関係を築くためにも、生徒を無意味に怒ることをしてはいけないのです。
それをしないことにより、自分が失敗した時に生徒も執拗以上にこちらを責めることをしないのです。
だから、ともに信頼関係を築くことができるのです。
生徒を怒らないことは、自分自身を救う行為でもあり、最終的には自分自身が一番幸せになる行いでもあるのです。
それに自分が失敗をして落ち込んでいる時に、責められるよりも受け止めてもらえた方が、「次は頑張ろう!」となるものです。
常に生徒へ勇気を与え続けられる教員であってください。
それに、怒る行為は相手のためにならないことが多いです。
常に怒ることばかりをしていると、「怒られないこと」が目的になります。
つまり、「そもそもの本質」を考える能力が身につかなくなるのです。
本質とは、それ自体をやってはいけない理由であったり、なぜそのようなことをしなければならないのか、という目に見えないもの言います。
それらを理解する能力を身に付けさせるためには、怒らないことが一番の近道なのです。
そして、生徒が自分で考え行動し、自己成長につなげられるよう育てることが私たちの使命なのです。
だから、怒るのではなく、生徒に道標を指し示す指導を心がけるようにしてください。