今回のテーマは、「授業力向上」です。
授業力を上げるためにまず行うことは、「説明を上達させる」です。
このテクニックは誰でも上達させることができます。
次のことを行ってください。
「一文一義で説明する」です。
例えばよくある説明がこんなパターンです。
悪い例
「〇〇が終わったら、□□をして、それが終わったら△△して‥」
と、説明を切らずに長々と続けてしまうことです。
では、どのような説明をすれば良いのか、以下のようにやることを心がけてください。
良い例
「今からやることは3つあります。」
「まず、〇〇をします。」
「次に、□□をします。」
「最後に、△△します。」
「以上です。」
という風に、やってください。
端的に言うと、「説明を短くする」です。
これを行うと生徒も理解し、作業がしやすくなります。
つまり、簡単に説明できることが授業力の向上につながるなるのです。
逆に言えば、いくら簡単なことでも、難しく説明したり、長々説明したら生徒は理解できないのです。
そうすることで、生徒の関心もなくなり授業に振り向いてくれなくなります。
今回紹介したことは、すぐに授業実践できることなので、授業開始後試してみると良いです。
そして、気がつきます。
説明を短くすること、ポイント絞って言葉を選ぶことが難しいことに。
ただ、これを繰り返すと必然的に、簡潔な説明ができるようなります。
短い指示を出せる教員がこれからの時代に価値があります。
授業の活動時間をなるべく生徒達に与えられるよう、精進していただきたいです。