今回のテーマは、「八方美人」です。
私は八方美人の生き方をおすすめします。
なぜなら一番人間関係の、ストレスを軽減してくれるからです。
中には、八方美人を嫌う人がいますが、だから何なんでしょうか?
八方美人という生き方は、「孤独」なのです。
周りに敵がいなければ、当然味方もいないのです。
言い換えれば、敵がいるからこそ、味方ができるのです。
そういった意味で、八方美人は孤独なのです。
それに、八方美人を嫌がる人もいます。
周りに良い顔をしている。
誰の側の人間なのかがわからない。
要はそう言った人達は、人間関係を敵か味方かでしか判断できないのです。
一方で八方美人の人の敵は常に自分であり、味方もまた自分自身なのです。
周りに良い顔をしているように見られるがために、信用もされず、味方もできないのです。
しかし、それが八方美人の強みは、まさにその孤独にあるのです。
私達人間はお互いに、正義があります。
ですが、自分に合わない価値観や考えは、淘汰されるのです。
それをしないのが、全ての考えを受け止めるのが、中庸なのが、八方美人なのです。
八方美人は本当に強い人間にしかできないのです。
なぜなら、そこにはさまざまな矛盾と向き合いながら生きていかなければならないからです。
でなれば、良い顔を続けることができません。
途中で嫌になって、どこかの派閥に入るのです。
そうならないのが、第三の勢力が八方美人なのです。
私は八方美人こそ自分を大切にしていると思っていますし、賢い生き方だと思っていますし、何より柔軟な生き方だと思っています。
何かを決めつけてしまうよりも、何事もそういう考えもあるのか、の方が視野を広げながら生きていくことができるのです。
それは、周りの決めた常識や価値観に縛られず、自分らしく生きていくために必要な絶対的な思考なのです。
それがなし得るのは、孤独だからです。
孤独だからこそ、さまざまな人の考えを俯瞰的に見ることができるのです。
孤独だからこそ、無駄な人間関係を省くことができストレスがなくなり、生きやすくなっていくのです。
敵がいないからこそ、自分と向き合う時間をたくさん確保することができるのです。