今回のテーマは、「当番活動」です。
中学一年生時に当番活動の意味をしっかり伝えておくべきです。
ただし、できるかどうかは置いておいてかまいません。
さて当番活動をする本当の目的は、「信頼を得るため」です。
そしてその先にあるのが、「自信をつけるため」です。
この2つを身に付けるのに、「当番活動」は打って付けなのです。
まず、「信頼を得るため」について説明します。
給食当番や掃除当番をしっかりできるかは、今後の進路(人生)において大きな鍵となります。
なぜなら、この当たり前をできるか否かで、「信頼を得られるか」が変わってくるからです。
できて当たり前の当番活動だからこそ、「できる」ことで「信頼を得る」ことができるのです。
やはり、どこに行っても「信頼させること」で、自分自身が生きやすくなります。
それは、信頼されることで良好な人間関係を築くこともできますし、普段から一生懸命だからこそ、何かミスをしてもサポートしてくれるようになるのです。
そういった意味で、当たり前にできて当然のことをしっかりこなすことは大きな価値があるのです。
だから、生徒達にはまず「信頼を得ることができる」ということを伝えてほしいです。
そして、その行為そのものが何か特別なことではなく、当たり前だからこそ日々継続していくこと大切であることを伝えてほしいです。
次に、「自信をつけるため」です。
先ほど述べた「信頼を得る」が、できるようになると、今度は「自信」がつきます。
それは、信頼されるということが、「自分自身を認めてくれる行為」になるからです。
人は誰かに認められると、「自信がつく」ようになります。
「自信をつける」一番の近道はやはり、普段から行っている当番活動なのです。
当たり前のことが当たり前にできるだけで、人から認められなくても自然と自信がつくようになるのです。
そして、「その自身こそ」が、自分の進路を切り開くのです。
自分に自信がつくことで、険しい道であっても挑戦しようという気持ちになり前進できるのです。
言い換えれば、自信がない人は自分で未来を切り開くことが困難になるのです。
いざ3年生になって、進路指導をしても遅いのです。
進路指導は中学一年の時から始まっているのです。
自分の進路を自分自身で選択できるようになるためにも、当番活動をしっかり取り組ませなければならないのです。