自分の行動で分かる 幸せな職場とそうでない職場の見極め方
今回のテーマは、「職場環境」です。
結論、「1日の感謝の数」です。
この感謝の数が多い職場ほど、幸せな環境に置かれている証拠になります。
一方でそうでない場合は、職場環境を少し見直す必要があります。
今回は、「感謝の言葉を増やす方法」と「職場環境の見直し方」について説明します。
まず、「感謝の言葉を増やす方法」については、至ってシンプルです。
「あいさつを自分から積極的にする」と
「何気ないことに対してありがとうございますを言う」
この2点になります。
1つ目のあいさつは、朝出勤したときに大きな声で言うこともできますし、廊下で生徒とすれ違うときに交わすことができます。
この時に注意してほしいことは、あいさつを返されなくれも気にしないことです。
また、あいさつが返されなくても、自分自身であいさつを継続することが重要です。
そうすれば、いつの間にかあいさつを交わしてくれる人が増え、お互いを認識し合うようになり、快く学校生活を送ることができるようになってきます。
2つ目に、「ありがとうございます」ですが、何気ないことをたくさん見つけて言葉を発してください。以下のようなことがあれば、積極的に感謝の言葉を伝えてください。
例えば、自分の宛の電話を受け取ってもらった時や、資料を自分の机の上に置いてくれた時、アドバイスや指摘(注意など)を受けた時、そういった場合に「ありがとうございます」を言えば良いのです。
単純に考えると、「自分との関わりがあった時」に感謝を伝えれば良いのです。
これは、生徒においても同じですし、むしろ生徒との関わり合いが多いので、積極的に感謝を伝えていくべきなのです。
係の仕事をしている時、何かを手伝ってくれた時、自分の心配をしてくれた時、当番活動をしている時、様々な場面で生徒に感謝を伝えることができます。
それ以外の場面も自分で見つけていき、感謝の言葉を多く伝えるように工夫していくことが大切なのです。
職場環境を見直す必要があっても、この2点は絶対にやっておくべきことです。
異動した際や転職する際の手助けとなることでしょう。
最後に「職場環境の見直し方」ですが、これは非常に難しいところです。
特に対大人との関係であれば、人間関係を再構築していくことは厳しいと個人的に思っています。
一方で、感謝の言葉を伝えるべきですし、あいさつは交わすべきです。
こちらがそのような行動をとっていれば、周りで見ている人もこちらの行動を認めてくれるからです。また、一目置くこともあります。
そもそも職場環境は、自分一人の力で変えることはほぼ困難です。管理職等、上の立場でない限り‥
ですので、その場合は「異動」を申し出るのが一番手っ取り早いです。
一方で、「生徒との関係」は別です。
こちらは自分自身の努力で変えることができます。
まずは、あいさつを毎日交わしていくことです。
次に、先程の例のように、係の仕事や当番活動など生徒の動きを観察して、その行動に対して感謝を伝えていくようにすれば、生徒との関係は少しずつ変わってきます。
そして、少しずつ生徒の存在を認めていくように努めていくのです。
つまり、こちらの接し方を変えれば、
「生徒との関係は再構築できる」のです。
完璧とまではいかなくとも、理解を示してくれる生徒はこちらに対して心を開いてくれます。
そういった生徒を大切にして、自分の業務に従事ていけば良いのです。
結び
あいさつはお互いの存在を認め合う最も有効的な手段です。
数秒ででき、短い言葉でやり取りができるので生産的でもあります。
感謝は、何気ないことを見つけていき多く発していくようにします。
感謝がたくさんできることで、多くの当たり前に気がつくことができ、自分自身が幸せであることをどんどん認識させてくれるのです。
どんなに辛い境遇にいようと、
「あいさつ」と「感謝」は、
絶対に毎日しなければならないことなのです。
その行動こそが自分を幸せに導く一番の近道なのだから