Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

学級通信 自立のための失敗

今回の件テーマは、「自立」です。

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学校生活の失敗は最大の学び



タイトル:自立をするために失敗を重ねる

以下内容

 学校は安全に失敗ができる場所です。また、失敗をして恥をかいて比較的優しく許される場でもあります。みなさんにはできうる限り、この学校生活を通して失敗からたくさんのことを得てほしいのです。そして、その分だけ自立をしてほしいのです。

 そもそも自立とは何でしょうか?ここでは、自分で考えて最善の行動を取ることができる、という風に定義づけておきます。社会に出て働くようになった時、その都度誰かが自分に対して指示を出してくれるでしょうか。そんな都合の良いことはないはずです。働くようになると、まずは自分のことで手一杯ですし、自分の貴重な時間がお金に替わるわけですから、いちいち指示がないと動けない人は、自分の時間を奪う時間泥棒でしかないのです。つまり、指示がなく自分の考えで最善の行動を取ることができることが必要となるのです。

 では、学校でどのように自立を図っていけば良いのか解説していきます。決して難しいことではありません。ただ、当たり前のように学校生活を過ごせば良いのです。例えば、当番活動で清掃をしっかり行う。これだけで自立に一歩近づくのです。良い歳をした大人で、掃除ができない人をどう思いますか?掃除の一つもできないの?と思うのが一般的な意見ですね。他にも授業準備を休み時間のうちに済ませておくことや提出物を期限内に出すなどが挙げられます。このように、当たり前のことをただひたすらやるだけで良いのです。これが自立するための第一歩になるのです。

 しかし、その当たり前のことも時として、できないこともあるのです。うっかりしていていて忘れ物をしたり、休み時間に次の授業準備をし損ねたりするものなのです。そういった時にどのような行動を取るかが重要なのです。例えば、忘れた原因を探り次に同じ失敗を繰り返さないようにすることや、忘れ物の報告をすぐに先生にしにいくなど、自分でけじめを付けながら行動していくことが大事なのです。

 社会に出て働くようになると、失敗はつきものなのです。その時にどのように最善の行動をとっていくかは重要なキーポイントになります。その力を身に付けるには、日々学校での失敗を振り返り、次に同じ失敗を繰り返さない訓練を積んでおく必要があるのです。学校での失敗は、命や人権に関わること以外は大した失敗ではありません。むしろ、今のうちからたくさんの失敗をしておくべきなのです。働くようになると、会社の売り上げにも関わり、最悪倒産にも繋がり職を失うだけではなく周りの人の人生にも悪影響を与えることになるのです。しかし、学校にはそういったことはなく、安全に失敗を学び、その失敗のいけないポイントや次にどのような行動をすべきなのか教えてくれる人達がいるのです。ここで学ばないてはないはずです。だからこそ、前向きに考えながら、当たり前の学校生活を過ごし学んでいけば良いのです。