今回のテーマは、「休み時間」です。
教員の休み時間は、教室か廊下にいることが大きなポイントです。
まず、教室は2つのパターンに別れます。
1つ目のパターンは、授業がある場合です。
授業がある場合は、授業前から教室にいるようにします。
これは、自分自身が授業を大切にしていることをアピールすることができます。
要は時間を意識して動いていることを生徒に伝えることができます。
なのですが、私はこちらの方が大切だと考えています。
授業前の生徒との団欒を楽しむことです。
授業前から生徒とコミュニケーションを取ることはとても重要です。
それはあなた自身の魅力を伝えることができるからです。
そうすることで生徒も授業を受けやすくなりますし、安心をして発言できたり質問をすることができます。
つまり信頼関係を築く上でも、休み時間に積極的に生徒と関わることが大切なのです。
2つ目のパターンは、授業がなくても教室や廊下をうろつくです。
実はこっちの方が大切だと思っています。
これを行うことで生徒の様子を伺うことができるので、生徒指導を事前に防ぐことができますし、些細なことでもその場で注意することができます。
ただ、これあくまでもメリットの1つに過ぎずあまり重要ではないです。
あくまでおまけに過ぎません。
本当に大切なのは、生徒から「先生暇なんですね」や「先生やることがないんですか?」みたいな発言をされることです。
そういう発言が出るようになったらこっちのものです。
それだけ生徒が、こちらの行動を認めてくれたことになります。
そして、信頼関係を構築する下積みが出来上がったことになります。
というか、私はこれを言ってもらうだけに休み時間に自分のクラスに行っています。
あくまで主観ですが、まんざら生徒も喜んでいるように感じます。
生徒も「そんなに自分達のことが気になるの?」みたいな感じで、「先生も心配性なんじゃないの」っていう感じを受けます。
だから、生徒達にしても休み時間に教員が廊下やクラスにいることで、安心感や喜びを感じることにつなげられるのです。
番外編
休み時間といえば「昼休み」です。
この時間が、生徒達にとって最も自由に遊べる時間です。
時間があれば外に出て生徒達と遊んだ方が良いですし、図書室や特別教室なんかに行って生徒と接するのも良いです。
歳に関係なく、生徒と一緒に外で遊ぶことをおすすめします。
やはり、生徒も大人と遊ぶのは楽しいですし、その時間が特別な時間になります。
それに生き生きした生徒の顔を見ることで、こちらも癒されます。
そして、体を動かすことで気分転換になったり、集中力を高めることができるので時間があれば生徒と遊んでほしいです。
また、図書室もおすすめです。
そこには意外な発見があります。
特定の生徒になってしまいますが、そこにいる生徒の趣味や趣向が知れます。
その生徒の借りている本や見ている本を知ることで、意外な一面を知ることできます。
それに新たな本が入荷することで、こちらの好奇心をそそられますので、こっちにとっても良い刺激になるのです。
休み時間は、生徒にとっても教員にとっても特別な時間です。
そして、休み時間に遊んだことや話したことなどは意外にも生徒は覚えているものです。
そうした関わりが生徒の信頼関係を築いていき、お互いに良好な関係や思い出を作ることにつなげられ良い学校生活を送ることができるのです。
是非休み時間の過ごし方を変えていき、生徒との関わり方に変化をもたらしてください。