今回のテーマは、「褒め方」です。
この前、百人一首をがんばって取り組んでいる生徒がいました。
まだまだ自分には実力が足りないということで、朝早くから起きて札を覚える努力をしていました。
しかし、実際は頭が冴えず全く覚える事ができませんでした。
あなたはこれを聞いてどう感じるでしょうか?
私は純粋に「すげえな!」と思ってしまいました。
札を覚える以前に、まず自分で目標を立てて、翌日に行動に移すという事ができたのです。
札を覚える以前に実際に行動できた事に思わず「すごいな!」と発言してしまいました。
結果よりも「過程」を多く認めていくことが、教育にとって大切なことになります。
確かに結果を褒めることも大切ではあります。
しかし、結果を出せる生徒はどの程度いるでしょうか?
つまり結果を褒める機会は少ないのです。
一方で過程を褒める機会はたくさんあります。
そうすることで生徒も行動をすることが大切であることを学んでいきます。
そうすることで結果的に、自ら努力をしていこうとするようなります。
かつ、うまくものごとが運ばなくても、自分で反省しながら改善できるようになります。
だから、過程を多く褒めて認めてあげることが大切なのです。