Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

生徒指導で必ず伝えるべき一言 「信じている」

今回のテーマは、「生徒指導」です。

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教員がやることは1つ 諦めず手を差し伸べること

 生徒指導の際に絶対に伝えるべき一言は、「信じている」です。

 

 特に最初の段階から伝えられるとなお良いです。

 

 逆に最初の段階で怒ってしまい、生徒を否定して、最後に言っても効果は薄いか、もしくは心に届かなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

 

 つまり、「信じている」を使えば良いわけではなく、その言葉を使うタイミングが重要なのです。

 

 

 生徒指導の際に注意すべきというか、最初にやっておくべきことは、生徒の身の安全を確認することです。たとえどんな状況であっても、「ケガをしていないか」のような言葉をかけることが適切です。

 

 その次に、「あなたのことを信じているからこそ話を聞いてほしい」という風に段階を追っていく必要があります。そして、そこから注意すべき点や悪かった点を話ていき生徒指導にあたることが大切なのです。

 

 もし、初めから生徒を責めたり、身の安全を確認しなかったら生徒指導は成り立ちません。当たり前です。生徒の心に響かないからです。自分のことを心配してくれたり、思っていてくれる姿勢があるからこそ、初めて生徒は耳を傾けるのです。そうでなければ、生徒指導にすらなっていないのです。

 

 

 そして、生徒指導を行う最初の段階でも「信じている」という言葉が必要ですし、流れの途中でも挟みますし、最後の終わりの時にも必要です。「あなたのことを信じているからこそ次に期待しているね」のように言葉をかけ、生徒指導を終えることが重要なのです。

 

 特にしょっちゅう叱られる生徒ほど、自己肯定感を失っていくようになります。そういった時に、「自分を信じてくれている人がいる」と思わせることで、その子に希望をもたせることになり、その子自身が自ら変わっていこうとするようになるのです。

 

 

 だから、生徒指導でかけ続けいく言葉は、「あなたのことを信じている」なのです。その子がいくら変わらず、何回も同じミスを繰り返しても、とにかく言い続けるのです。「あなたのことを信じている」と‥

 

 もし、仮に諦めたとして、その子が変わるのであれば、初めから諦めていれば、何もかもうまくいくのです。諦めて起こることは、どんどん今の状態よりも悪くなっていくことになるのです。

 

 私達がやることは、何回同じミスをしても諦めず根気よくその子を見続けることだけなのです。