今回のテーマは、「信頼」です。
生徒との信頼関係を築く上で重要になってくるのが、好かれるか嫌われるかどちらかです。要は関心を向けるようにすれば、それで良いのです。
一番問題なのが、生徒が自分に対して無関心でいることです。無関心ということは、自分のことを見てくれていない証拠です。つまり、信頼関係を築くことができないのです。
今回伝えたいことは、「嫌われること恐れないこと」です。誰しも好かれることは良いことだと思っていますが、嫌われることは悪いことと思っているはずです。実は嫌われることも良いことなのです。
先ほどから言っているように、嫌われるということは自分に関心を向けてくれている良い証拠なのです。関心がなければ、好かれることも嫌われることもないのです。
ただし、無理に嫌われることはないということも事実です。
生徒の前で、ありのままの自分をさらけ出して、その結果嫌われることは問題ありません。一方で、ありのままの自分ではない状態で、無理に好かれようとするのことも問題があります。
要は「ありのまま」で、好かれるか、嫌われるか、これがポイントなのです。自分自身にも好みがあるように、誰しもそれがあります。だから、好き嫌いで判断されることをそこまで気にする必要はないのです。
気にすることは、「無関心でいる生徒に対して、どのように関心を向けてもらえるようにするのか?」これだけのです。だからと言って、無理やりコミュニーションをとる必要もありません。
とにかく大事なのは、ありのままの自分で接することです。授業や休み時間など、生徒と触れ合える機会は多いです。空いた時間を大切にして、生徒と接するように行動を重ねてください。毎日の小さなコミュニーションが、自分に関心をもってもらうための一番の近道です。
恐れるのは、「無関心でいられること」です。好かれる、嫌われたらこっちのものです。生徒との関わり方を、自分自身で見つめ直してください。