今回のテーマは、「良い職場の条件」です。
良い職場の条件とは、「生徒の話題で盛り上がる」です。当然、陽口です。生徒の話題で盛り上がる職員室は、教員側が生徒のことをよく見ている証拠になります。生徒のねたが多いほどその職場は本当に良い環境と判断して良いです。
逆に生徒の悪口や陰口が絶えない職場は、あまり良くない環境とは言えませんし、そもそも教員側が生徒の関係を悪化させていることに気がつけていないので、どんどん状況は悪くなっていく一方です。
それに生徒の陽口が絶えない職場は、生徒も教員のことが好きです。たまに怒られても、それが愛情であることに気がついていたり、生徒自らが自分達の行いに対して反省することができたりと、お互いが良好な関係を築けるのです。
生徒達は本当に良く見抜いていると想います。
そんな職場にしていくためにも、職員室では積極的に生徒の良い点を話すべきです。
本当に些細なことで構わないです。いつも笑顔が絶えない生徒がいれば、その生徒の笑顔を見るために毎日出勤しているとか、毎日欠かさず生徒が仕事をしているから、そのことに感謝を伝えるために働いているとか、何でも良いのです。
とにかくほんの小さなことを積極的に職員室で話していくのです。それを毎日一言でも発していくことによって、生徒の良いところがたくさん見つかりますし、本当に気の利く先生は、生徒達に〇〇先生はいつも職員室で、みんなのことを話しているよ、など言ってくれるものなのです。
仮に言われなくても、生徒達は自然とあなたに向き合ってくれるようになりますし、向こうからこっちに寄ってきて深い関係を築いていくことができるのです。
生徒の良いところを100個書き出して、職員室でそのねたをどんどん話していきましょう。1人100ではなく、1人1つで、計100個が良いですね。そんなじゃ足りないという人がいたら、もう一人前かつ立派な教員です。自分に自信をもってください。
是非、職員室の明るい空気作りをしてほしいです。