今回のテーマは、「部活」です。
部活をするのであれば趣味と割り切って行うことが無難です。私は卓球部と野球部の顧問の経験があります。あくまで参考程度に読んでいただければ幸いです。
私は最初の学校で卓球部をもちました。卓球経験がなく知識も技能も皆無でした。そこで卓球に関する本を買い勉強を始めました。勉強をしてみると中々奥が深く次第に卓球の世界へハマるようになり、とにかく時間が空いていれば、雑誌でも情報を得たり、テレビで試合を観たり、動画サイトで練習の仕方を見たりと卓球に費やす時間が増えました。
卓球の練習・トレーニングメニューを考えることから、練習試合を組んだり、その際に卓球の指導員の方から練習に関するアドバイスをもらったり、いろんな手を使って卓球が上達するための知識を吸収していきました。
私は卓球部の顧問をしている時に、休みはありませんでした。それに上記で述べているように、空いた時間はほぼ卓球に費やしていました。ここまで聞いてどう思われましたか?熱心とか、そこまでやるか、信じられない、そういう風に感じましたか?
私は、卓球部の顧問をしているとき、休みはあまりなかったのですが別にそれで辛いと感じませんでしたし、卓球に関する知識が深まり練習に工夫が加えていけることで楽しさや充実感を存分に味わっていました。何より試合で生徒が勝ってくれることが何よりうれしかったです。
だから部活に関してマイナスなことはありませんでした。
一方で、野球部をもった時は逆でした。野球経験があるだけで顧問になりました。しかし、野球がやりたかったわけではなく、卓球の顧問をしたいとずっと想っていたので正直苦痛に感じていました。
天候によって試合の日程が変わる。暑さも昔とは比べものにはならず、熱中症で倒れその対応にあたる。体もできておらず、基本的な動きやトレーニングができない。とにかく、練習でやらなければならないことがあるのに、体ができておらず中々前に進むことができず、練習のための練習をしている日々でした。それにいくらトレーニングをしても筋力がつかず、苦悩の日々を過ごしていました。
部活が良いか悪いかは分かりません。ただ、自分がもちたいと想ってやっているなら、別に苦にはならないです。しかし、やりたくないのにやっているのであればそれは苦痛でしかありません。
だから部活が趣味の延長でできるのであれば私はやっても良いと考えていますし、平日だけなら全然問題ないとも想っています。中には週に1回しかない文化部もあるので、その程度なら顧問をしていてもあまり負担にはならないでしょう。
最悪なパターンは運動部を1人でもつパターンです。これは本当にきついです。特に野球部の時は最悪でした。公式戦では、顧問が審判を行うため部員の引率ができなかったり、試合後に審判があると帰る際も引率ができないので、責任問題にされかねないところもあるのです。それにケガや熱中症対応の際も1人で行うで大変なことになります。
1人と言いましたが、実はもう2人副顧問がいました。しかし、2人とも休日は予定があるので部活には出れないということで、公式戦の時にも不参加でした。正直、部活に力をかすことできないのであれば、初めから副顧問になる必要はないと想っていますし逆に迷惑になるだけです。副顧問であろうと、そこに名前があるなら困っている時に力となることが筋というものです。
だから、野球部の顧問の時は辛かったです。やりたくない顧問、力にならない副顧問、3人体制の顧問なのに実質1人顧問の運営。残り2人は自分達が顧問をしているということをアピールするために名前を野球部に載せる。実質何もしない‥
顧問についての問題は後を絶ちませんが、一番の問題は部活によって負担の偏りが大きいことです。その上、学級担任に、教科指導で全学年・クラスを見るだけではなく評価評定をつける‥それで体調を崩したり仕事に漏れがあると、仕事ができない奴呼ばわり‥なら、顧問も担任もおろせば良いと想ってしまいます。
顧問をやるかどうかは、その担当する部活が自分に合っているかどうかにかかってきます。初めからやる気がないのであれば、断った方がお互いのためなので、副顧問もやらない方が良いです。そこの判断を間違えないでください。