Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

学級通信 好き嫌いをしてはいけない理由

今回のテーマは、「好き嫌い」です。

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人間であるからこそ好き嫌いを無くそう

タイトル:好き嫌い

以下内容

 今回のテーマを話すに当たり、はじめに言っておくことがあります。それは、食物アレルギーがある人は、今回の内容で好き嫌いに含まれませんので、誤解をしないよう注意をしてください。

 みなさんは、食べ物で好き嫌いをして食べていますか?私は幸福なことに、アレルギーもなく嫌いな食べ物もなくいつも美味しい料理を食べています。よく好き嫌いをしてはいけないと言われますが、なぜそのように言われるのでしょうか。みなさんは考えたことはありますか?一般的に言われるのが、健康のために好き嫌いをしてはいけないと言われますね。また、生命をいただくわけですからそれをお粗末にしないためにも、好き嫌いをしてはいけないと言われますね。要するに、それだけ食というのは感謝をしなければならないのですね。

 それでは、それ以外に何かしらの理由があるのでしょうか?私はこう考えています。それは、「人間としての品格を養う」です。好き嫌いが増えてくると、どうしてもわがままになる傾向が出てきます。理由として、嫌いなものを食べなかった時、その自分の行動と思考が通ってしまいます。そうすると、勝手に自分の考えや思考は正しいと判断しています。それが続いていくと、結果的にどんどんわがままな人間になり、食べ物以外の好き嫌いも出てきます。そうなってくると自分勝手が当たり前になってくるのですね。そして、ゆくゆくは自分勝手な人間になり、好き嫌いが当たり前でその主張があたかも正論であるかのように錯覚をし、人間としての品位を損なっていくのです。

 好き嫌いというのは、食べ物を粗末にするからしてはいけないことはもちろんあります。しかし、それ以上に自分自身を人間にたらしめない行為となっていくのです。どうしても好き嫌いがまかり通ってしまうと、たくさんのことに影響が出て悪循環を生んでいきます。そうすると最終的には、その人の人生が幸せを掴めないまま終わってしまうのです。好き嫌いがないと言うことは、それだけたくさんのことを柔軟に受け入れられる器があると言えるのです。だから、どんなことも受け入れらるよう好き嫌いを無くしてほしいと想っています。それに、私達の人生はわがままで過ごすことはできないのです。仮にわがままで過ごせたとしても、結局そこには不平不満があるわけですから、本当の意味での幸せは掴み取れないでしょう。みなさん自身が幸せになるためにも、少しずつ嫌いなものを受け入れていきましょう。