Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

学級通信 真の教養を身に付ける

今回のテーマは、「真の教養」についてです。

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勉強を深みのあるものに‥ そして真の教養を手にれる!

タイトル:真の教養を身に付けるために必要な要素

以下内容

 これまでに、勉強についていくつか話をしてきました。例えば、勉強をすることで「知識が増える」や「無知の知を知る」などを取り上げてきました。これらを一言でまとめると「教養」と言います。つまり、私達が普段から勉強をしているのは教養を身に付けるために行っているのですね。

 たくさん勉強をすることで、学力面や知識面で教養は高まります。しかし、それだけでは「真の教養」と言えません。「真の教養」というのは、「相手の立場になってものごとを考えることができるか」を言います。では、どのようにすれば相手の立場になってものごとを考えられるようになるでしょうか?

 いくつか方法はあるのですが、私がおすすめする方法は「読書」です。読書にも様々な効果があります。例えば、自分自身との対話や著者の考えを知るなどがあります。特に大切なのは、この2点だと考えています。まず、自分自身と向き合えない人は、相手の立場になって考えることは厳しい部分があります。次に、本を読んでも著者の伝えたいことを自分なりに解釈できないと、相手の考えを理解することができません。

 だから、読書をすることで自分自身と対話する時間をつくれたり、著者(他者)の気持ちを理解する訓練につながり、「相手の立場になってものごとを考えられる」力を付けるのに、うってつけになるのです。読書を通じて、真の教養を身に付けていくようにしてほしいです。

 私はみなさんに、学校で学んだことを将来の自分に活きるように役立ててほしいと想っています。勉強してたくさんの知識を取り入れていく中で、世の中にはまだまだ自分の知らない世界があることを頭の隅に入れてほしいです。また、他者と一緒に生活していく中で、相手の立場になってものごとを考え、より良い人間関係を築きお互いが幸せになれる人生を歩んでほしいとも想っています。

 それらを実現させていくには、やはり「真の教養」が必要になってくるのです。だからこそ、今この瞬間に大切にしてほしいものがあるのです。それらが、勉強、読書、友達と遊ぶ時間、自分の趣味ややりたいことに熱中する時間、などです。知識には限界があります。自分が体験することで、身に付けた知識はより深みを増していきます。是非、深みのある人間性を育み、歩み(成長)を止めず人生を謳歌してください。