Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

学級通信 勉強をする本当の意味

今回のテーマは、「勉強をする意味」についてです。

 余談

 私は今まで、なんで勉強してきたのか正直謎でした。なんせ、学校で学んできたことが仕事であまり活かせていないからです。それで、生徒に「勉強をしなさい」と言っても説得力がなくて、改めて勉強ってなんだろうと思いました。

 思った以上に、勉強が本当に大切なんだということが分かりました。みなさんと情報を共有できたら幸いです。

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あきらめない心が人を成長させる

タイトル:継続は力なり(理解できるまであきらめない心)

以下内容

 最近、勘違いしていることがありました。それは

 「高学歴=成功しやすい」という考えでした。

 しかし、よくよく考えてみると勘違いをしていることに気がつきました。実は、高学歴も関係していることは否めないのですが、それ以上にもっと重要な要素がありました。それが、

 「理解するまで勉強を続けることができる根気が備わっている」というものでした。

 学歴が高い人(頭の良い人)や成績の良い人は、勉強しているから頭が良いという風にずっと私は思ってきました。それも事実なのですが、それ以上に大切なポイントは、「わかるまであきらめずに課題と向き合う心がある」ということが最近分かりました。普通なら、分からなくなって投げ出す場面でも、頭が良い・成績の良い傾向にある人たちは、分かるまで理解することに努めます。

 つまり、勉強をしているから頭が良いというよりも

 「理解するまで勉強し続けるから成績がよくなる」という考えの方が、説得力がありますね。

 本題ですが、勉強をする本当の意味とはここにあります。勉強で身に付ける能力は、まず学力です。そしてその先にあるのが、「あきらめず最後まで理解に徹する」ということです。良く多大な成果をあげている人達が世の中にはいます。彼らは、一般人と何が違うのか?答えは、単純です。「あきらめず最後まで徹底的に、自分がやろうとしたことをやり尽くす」というものです。それを、このような言葉で表現します。

 「継続は力なり」

 彼らは、成功するまで挑戦し続けます。どんなに失敗をしても、仲間が自分の元から離れていこうとも決してあきらめません。それは、勉強で培った分かるまで理解しようとする気持ち、「継続は力なり」をしているから、知っているからです。失敗をしてもなぜ失敗をしたのか、次はどうやったらうまくいくのか徹底的に理解しようと努めます。そして何年もかけて、続けてようやく成功へとたどり着くのです。

 誤解がないように言っておくと、私はみなさんに「成功者になりなさい」と言いたいわけではありません。勉強をすることには、さらに先があるということを知ってほしかっただけです。それが下記の通りです。

 「勉強をする意味は、学力の定着に加え、最後まであきらめず理解しようとする心(継続は力なり)をこれから大切にしてほしい。」ということです。

 みなさんが、自分らしく生きて、幸せな人生を送る上でも必要な考えになってきます。勉強を違う角度からみて、取り組んでいってほしいと考えています。