Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

学級通信 読書をしなければならない本当の意味

今回のテーマは、「読書をする本当の意味」について書きます。

f:id:Taros:20200501174956j:plain

大切なことに気がつける力を身に付ける

タイトル:本質を見抜く力を身に付ける

以下内容

 私は、時間さえあれば、読書をすることをおすすめします。私以外にも読書を勧める人は多いと思います。なぜ多くの人は、読書を重要視するのでしょうか?理由はたくさん考えられますね。例えば、知識が増えるから、想像力が養われるから、擬似体験ができるからなど、多くの良い点が出てきます。つまり、読書をすることはメリットしかないと言っても過言ではありません。

 今回は、読書をすることで得られるメリットよりも遥かに大切なことを知ってもらいたく、学級通信を書くことにしました。

 結論を言うと本を読む本当の意味は、「本質を見抜く力を身に付ける」ことにあります。「本質を身に付ける」とは何か定義しておきます。

 本質を見抜く力 = 最も大切なことに気がつける力

あくまでここだけで定義しているものになります。違う意見や考えもあると思います。

 では、「本を読むこと」と「本質を見抜く力」は、どのような関係があるのでしょうか。実は、諸説もあるのですが本一冊で、本当に重要な部分は10%程度しかないのです。つまり、100ページの本で、本当に重要な部分まとめていくと、10ページ分ぐらいしかないということになります。他のページは、説明だったり具体例を述べたりと、そういったページになります。

 上記のことに対して私も心当たりがあります。それは授業です。50分の授業のうち、その日の授業で大切な部分というのは、大体5分程度だからです。他の時間は、準備や片付けだったり、授業の説明だったりします。当然、それらが無駄な時間というわけではありません。その中から学ぶこともあります。ただ、教科やその日の授業によっても変わることもありますので、全てがということではありません。

 では、本質を見抜けるようになると何が良いのでしょうか?それは、自分で考えて判断できるようになったり、人の話を聞いてその要点を自分の中でまとめられるようになります。これは、みなさんが自立するためにも必要な能力です。これから義務教育を抜け出し、自分の道を自分で考えていかなければなりません。自分の進路を、誰かが決めるでもなく、ニュースなどで流れている情報や誰かの意見で、決めるわけではありあません。あくまでも、そういったことは自分が進路を選択する上で、考えるためのものに過ぎません。

 何より、豊かな人生や幸せな人生を過ごしている人達は、この本質を見抜く力に長けています。私は、みなさんが毎日が楽しく笑顔溢れる人生を送ってほしいと日々考えています。だからこそ今回、本を読む本当の意味を理解してほしかったのです。是非、たくさんの良い本に触れてください。