Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

教員が転職する際にやっておくこと入門編〜まず最初に行うべきたったひとつのこと〜

今回のテーマは、「転職」です。

 

 教員から転職する際に、何から手をつけて良いか分からないということがあると思います。

何から準備すればいいの?

 とりあえず転職のために、転職先を探したり、転職に向けて勉強をしたりなど転職関連に向けて準備する人が多いと思います。

 

 実際に私もそうでした。

 

 しかし、転職だけに集中してしまうことは危険です。思わぬ落とし穴が転職後に待っていることになるかもしれません。

 

 よって、今回紹介するたったひとつのことを始めてみてください。

 

 必ず転職後かつ、将来的にも役にたつことは間違いないです。

 

 それではさっそく解答を説明します。

 

 それは、「生活水準を下げる」です。

 

 転職と全然関係ない!と思ったかもしれませんが、結構重要なことになります。

 

 まず、多くの方は教員から転職した場合に年収(収入)が下がります。

 

 今の生活水準(教員の給料)のままの生活がベースになっていると転職後にお金がどんどん減っていきます。

 

 最初のうちは貯金でやりくりできるかもしれませんが、やがては貯金も底を尽きることになります。

 

 よって、今のうちから生活水準を下げておく必要があるのです。

 

 ただ、勘違いして欲しくないのは、「ケチになれ」ということが言いたいわけではありません。

 

 まず最初に伝えたいのは、大きな出費を抑えることです。

 

 例えば、携帯を格安SIMにすることや保険の見直しをすることです。

 

 必ず固定費の中で、減額できるものがあるはずです。

 

 そういった大きな出費を抑えていく必要があります。

 

 よくやってしまうことが節約ですが、個人としてあまりおすすめしません。

 

 当然苦にならない人はやっておくべきではあります。

 

 ただ、節約がストレスになると結局それが原因で、無駄遣いすることになるので効果は期待できません。

 

 だからと言って、無駄遣いして良いわけでもありません。

 

 例えば、食事で外食ばかりしているとお金が嵩むので、自炊をして食事代を節約するのはアリです。

 

 また、料理の技術が上がればそれを動画にして、副業につなげることも可能になってきますので自炊を視野に入れておくと良いです。

 

 ただ、私は最近通勤に時間がかかる現場にいるので、帰りにスーパーで半額の商品を買ってませています。(現場が近ければ自炊していましたし、土日は今でも自炊しています。)

 

 何より普段から節約できるところでしておけば、休日の友達との遊びにお金を回すことができますし、会社の急な食事会などにもお金を回すことができます。

 

 ただ、それをやっていたとしても苦しかった場合は断るしかないのですが。

 

 私自身、平日はお金を使わず、休日に友達と遊ぶ時にお金を使うよう工夫をしています。

 

 ちなみに無駄な出費は、食材(半額など)を買ったのに捨てることや毎日コンビニでコーヒーを買うなどです。

 

 たかが100円のコーヒーでも毎日買えば、月3000円(以上)になるので、転職した最初のうちなどはおすすめできません。

 

 ということで、自分で工夫をして使うべきお金と使うべきでないお金を判断してやりくりしていきましょう。

 

 話が変わりますが、食事の節約はある意味良いとも考えています。

 

 社会人になれば昔ほど運動もしないので、そこまで食べる必要もないですし、食べることで老化を促進させてしまいます。

 

 食事の量を減らして少し健康面に気を遣うこともメリットにはなります。

 

 それに多少空腹の方が仕事にも集中できるのでおすすめです。

 

 ただ、それがストレスになるのであればおすすめはしません。あくまで提案のひとつになります。

 

 私自身、平日は食事に関しては気にかけますが、休日のどちらかは見境なく食べているので、バランスが取れれば良いと思います。

 

 さて、話を元に戻しますが、「転職の準備を進める傍らで生活水準も下げるようにしておいてください」、というのが今回の話の結論です。

 

 ただ、転職以外にもこの生活水準を下げることには大きな意味がありますのでひとつだけ紹介しておきます。

 

 あなたがこの先、転職をして収入が教員以上に増えたとします。

 

 その際、多くの方はその収入に見合った分の生活水準に引き上げてしまいます。

 

 そうなればいくら収入が増えたとしても生活は常にかつかつの状態になってしまいます。

 

 つまり生活水準を下げることによって、あなたが本当に使うべきものにお金を使うことができるのです。

 

 言い換えれば、生活が常にカツかつの人は、使うべきではないところまでにお金を使っているということです。

 

 私の主観ではありますが、教員の給料や待遇に縛られていてはいつまでも幸せになれません。

 

 ぶっちゃけると転職はあまり優先順位としては高くないのです。

 

 いかに手放せることができるか、これが重要なのです。

 

 つまりそれさえできてしまえば、転職もできるのです。

 

 だから私は、転職の準備よりも先に生活水準を下げることをおすすめしているのです。

 

 そうすることによって、本当に自分の価値あるものだけが残り、執着がなくなりやがては転職する勇気が漲ってくるのです。

 

 転職に踏み切れない人の要因のひとつとして、生活水準を下げられないことだとも個人的には思っています。

 

 だから手放せるものは手放してまずは、自分自身の背負っている荷物を軽くしてください。

 

 荷物が軽い方が歩きやすいように、転職もしやすくなります。

 

 まずは、固定費の減額できるところをひとつでも増やしていきましょう。

 

 

あとがき

 

 正直、「何にお金を使わないか」は人によってケチ度が変わってきます。

 

 つまり、今回の私の内容が生活水準を下げることではなく、ケチだと思った人もいるかもしれないということです。

 

 ただ理解してほしいのは、「自分が使うべきものにお金を使う」ということです。

 

 私は毎日湯船に浸かっています。

 

 これを聞いた人によっては、「水道代と光熱費がもったいない」と感じるはずです。

 

 しかし、私にとって湯船に浸かるということはストレスの解消になりますし、体の疲れもとれるのでむしろ体への投資だと思っています。

 

 だから、シャワーでもストレス解消になり、体の疲れがとれるのであれば無理に湯船に浸かることはないと考えていますし、それでケチだとも思いません。

 

 私にとって湯船に使う水道代と光熱費は無駄遣いではないということです。

 

 むしろをお金を使うべきところになるのです。

 

 よって今回みなさんに、「自分の使うべきお金」と「そうでないお金」を分別する必要がある、という風に理解していただければ私としてはそれで良いのです。

 

 私自身無駄遣いをしていないわけではないですし、生活水準を上げていないわけではありません。

 

 友達と遊ぶときはケチらずに使いますし、必要になれば生活水準を上げることもあります。

 

 自分の収入を考慮するのと、その時に必要なものにお金を使うことが大切なのです。

 

 今回の内容が転職以外にも役に立ったら何よりです。

 

 ご精読ありがとうございました。