今回のテーマは、「進路指導」です。
本当の進路指導は、「人生(生涯)について考えさせること」です。
高校や就職先を決めることも大事ですが、あくまでそれは通過点に過ぎないのです。
高校卒業の先に、仕事を続けていくことも人生の一部に過ぎないのです。
進学先が決まって、内定が決まってそこでおしまいではないのです。
その学校で何をするのか、仕事でどのように働くのか、そう言ったことも大切なのです。
では、本当の進路指導をする上で、何をすべきか?
それは、「自分の幸福について考えさせること」です。
結局、自分の進路を実現して、そこに幸せがなければ続けることはできないのです。
それは、進学にしても、就職にしても同じです。
「幸福について考えさせること」これは、さほど難しくありません。
要は、「自分がどうありたいか」それだけを突き詰めていけば良いのです。
例えば、会社にいて、組織にいて辛いのであれば、集団で働く必要はないのです。
集団で働かないためにはどうすれば良いのか?
それは、自分一人でも収益を出せるようになれば良いのです。
その方法はなんだって構いません。
なぜなら、今は自由に職業の選択ができるようになったからです。
また、副業も当たり前のようにできるようになりました。
昔ほど、会社や組織に縛られる必要はないのです。
だから、良い学校を卒業して、大企業に就職して人生は安泰しないのです。
大手企業ですら、終身雇用ができない時代ですから。
だからこそ、今の学校で進路指導は大きな影響を生徒に与えるのです。
これができなければ、生徒の人生を不幸にしてしまうのです。
だから、私は声を大にして言いたいです。
生徒に「将来やこれからをどうありたいかを考えさせるようにしてください」と。
かつ、それを紙に書かせることが大事です。
自分の理想、それに近づくためには何をしなければならないのか、など。
とにかく、紙に書き出していきます。
そうすることで、自分の思考が視認できるようになり、より具現化していくのです。
これが今の学校生活で必要な進路指導なのです。
もう昔の常識で、進路指導をする価値はそこまでないのです。
むしろ逆なのです。
これをしないと、今の子達はどんどん時代に取り残され、日本がどんどん悪くなっていきます。
他の国にどんどん置いていかれるのです。
これからの日本のためにも、進路指導のあり方を変えていく必要があるのです。