Taros’s diary

学級通信のねたの参考にしてもらえば思います。

進路指導を効果的にする方法〜常に決断をさせる〜

今回のテーマは、「進路指導」です。

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決断する習慣が人生を変える



 進路指導を効果的にするには、「常日頃から生徒に決断させる習慣をつけること」が重要になってきます。

 

 ちょっとしたことでも、自分で決断ができないと自分で進路を決めることもできません。

 

 だから、日常の中で自分で決断をさせる習慣を身に付けさせておく必要があります。

 

 やり方はそこまで難しくないです。

 

 例えば、学校生活であれば、給食当番の時に「私は〇〇をやる」という風に自分が何をやるのか決めれば良いのです。

 

 仮に、できなかったとしても決断をさせることが重要なので、その決断通りにできたかどうかは関係ありません。

 

 それ以外にも、買い物をするのであればいつも違う飲み物を買えば、決断をしたことになるので、力ついていきます。

 

 まず大事なポイントは、「小さな決断をしていくこと」なのです。

 

 小さな決断ができなければ、大きな決断はできません。

 

 だから、まず日頃から小さな決断をたくさんさせるようにするのです。

 

 そして、もう一つ大事なことがあります。

 

 それが、「私は〇〇にする」です。

 

 例えば、友達や周りと意見や考えが被ったときによくこう言います。

 

 「私もそれにする」や「私も同じことを考えた」など使います。

 

 ですが、ここで使うべきは「私は」です。

 

 「私も」を使ってはいけません。

 

 もし、使ってしまうとそれは決断したことにならないからです。

 

 周りも「あれ?」と思うかもしれませんが、気にしないでください。

 

 自分の範囲の関係であれば、理由を説明すれば良いですし、店員さんであればその場限りの関係なのであまり気にする必要はありません。

 

 だから、いくら周りと考えが被ろうと、日本語の使い方を間違っていると思われようと、「私は」を大事にしてください。

 

 ただ、一つ注意が必要です。

 

 面接などの大事な場面であれば、使い分けが必要な時もあります。

 

 なお、使ってしまったとしても理由をしっかり説明すれば良いですし、仮に受け入れてくれなければ、そこが自分に合っていなかっただけなので気にする必要はないです。

 

 ですので、積極的に使う覚悟も必要です。

 

 

 進路は学習だけに止まりません。

 

 決断することも進路です。

 

 何より日本はこの決断が苦手のように感じます。

 

 空気を読む、周りに合わせる、このような文化があるために決断を避けてしまうことがあります。

 

 そうならないためにも、「私は」を使っていくことが重要なのです。